向田邦子ふたたび 新装版 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2011年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167217891

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

作品は、著者の没後30年を経てなお、その魅力が色あせることなく甦る様子を描いています。向田邦子のエッセイは、彼女の独自の視点とユーモアが光り、読者に普遍的な共感を呼び起こします。年齢を重ねるごとに、彼...

感想・レビュー・書評

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  • 憧れて、本に出てきたお店は全てググりました。妹さんのお店はじめ、既に閉店されているお店も多く、今のところその味を味わうことができたのは中田の梅干しだけです・・・。原宿の高級和食には、いつか母が上京した際に連れて行きます。

  • 没後30年。30年の間、向田さんはくり返しくり返し、いろいろなかたちで甦る。かつては、とても大人だとそればかり思っていたけれど、年齢が近づいていくごとに、その中にある茶目っ気とのバランスの絶妙さに、呆然とする。オリジナルでありながら、普遍的という、得難いものに、目を見張る。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「とても大人だと」
      お亡くなりになった前後に、エッセイを読んで頷いていました。暫く読んでいないので、今読み返すのが恐いかも(成長していない自...
      「とても大人だと」
      お亡くなりになった前後に、エッセイを読んで頷いていました。暫く読んでいないので、今読み返すのが恐いかも(成長していない自分自身を見るのが)、、、
      生きていらっしゃれば80歳を越えている、どんな風なエッセイや小説を書かれただろうか?と思っても仕方のないコトを考えてしまいます。
      2013/03/13
  • 2025.02.15
    向田邦子が51才という若さで亡くなったが故に成立した一冊。寄せられたエッセイの数々はおもしろい。

  • 再読。写真と向田さんの周囲の人々の言葉で、向田さんを偲ぶ本。最後の森繁久彌、澤地久枝、山口瞳、三氏の葬儀での弔辞は、突然の死を受け止めきれない哀しみが迫ってきて泣ける。この人が生きていたらどんな本を残してくれたのだろうと詮無いことを繰り返し思う。

  • 彼女が多数の人から愛されていたことを改めて知る一冊。

  • 夭逝した向田邦子へはなむけの言葉が綴られる。しかしそんな悼む声に似つかわしくない故人の作品に潜む死生へのこだわりがおかしみを伴ってくる。ああ愛憎とは賛否の観点ではなく生活の営みへと向かう俗物に帰着する向田作品を楽しもう。

  • 文壇関係者らが「向田邦子」の死を惜しんで寄稿した追悼文、弔辞、回想等を「文藝春秋」が編集した『向田邦子ふたたび』を読みました。

    「向田邦子」作品を連続で読んでいて、「向田邦子」の素顔について、もっと知りたくなったんですよね。

    -----story-------------
    没後30年。
    写真と文章で伝えるその全魅力。
    30年前、台湾上空に逝った「向田邦子」。
    その死を惜しむ「吉行淳之介」、「山口瞳」、「澤地久枝」氏らによるオマージュを、懐かしい写真で飾る。

    脚本家、エッセイスト、小説家、すべてにおいて第一線で活躍した「向田邦子」。
    飛行機事故による急逝から30年。
    今なお、愛され続けるその素顔に、文壇関係者らが寄せた追悼文、弔辞、回想から迫る。
    愛猫、愛用品、旅の土産、ままやの献立、旨いものなど、百余点の秘蔵写真も収録。
    不世出の作家の全魅力が蘇る、ファン必携の一冊。
    -----------------------

    「吉行淳之介」、「山口瞳」、「澤地久枝」等の「向田邦子」を愛する人々の文章と貴重な写真から構成された作品です。

     ■向田邦子は戦友だった(山口瞳)
     ■旅の断章(澤地久枝)
     ■名人(山本夏彦)
     ■向田邦子が惚れた男 マハシャイ・マミオの死(須賀三郎)
     ■思い出トランプ
     ■その日、部屋を片づけて旅に出た―向田邦子らいふすとおりい(松井清人)
     ■四十年が変えなかったもの―鹿児島感傷旅行(関根徹)
     ■Requiem et Hommages(レキエム エ オマージュ)
      ・向田邦子に御馳走になった経緯(吉行淳之介)
      ・黒衣の好きな映画記者(井上一夫)
      ・夜半に嵐の(綱淵謙錠)
       …綱淵氏にあてた向田さんの手紙…
      ・ファントモスフェア(野坂昭如)
      ・向田さんのこと(中川一政)
      ・向田さんからもらった名前(品田雄吉)
      ・賢姉愚弟(本田靖春)
      ・月(小泉タエ)
      ・小姑の横綱角力(桐島洋子)
      ・遺体の決め手(秋山ちえ子)
     ■山本夏彦が選ぶ向田邦子エッセイベスト5
      ・傷だらけの茄子
      ・海苔巻の端っこ
      ・父の風船
      ・ゆでたまご
      ・スグミル種
     ■出来ない相談(選を終えて)(山本夏彦)
     ■悲しみの日(青山斎場56.9.21)
     ■誰が供えるか、いつもバドワイザーの缶が
     ■向田邦子年譜
     ■著作リスト

    「向田邦子」って、多くの人たちから愛されていたんだなぁ… と改めて感じる作品でしたね。

    一人ひとりの思いが詰まった文章を読んでいると、その魅力の一部を知ることができた感じがしました… きっと素敵なひとだったんでしょうね、、、

    一度でイイから直接会って話をしたかったなぁ。

  • 父の本。
    向田邦子は有名な脚本家であり小説家、程度の知識だったけど、彼女のビジュアルから愛用品、旅行の写真などが文庫なのにふんだんに差し挟まれていて、向田邦子という人がより立体的に、現代の女性かのようにイメージできた。
    昭和ヒトケタ世代ということで、私の祖母の世代と考えるとずいぶん進んだ女性だったんだなあと思う。
    とにかく書いて書いて書いて書いて、書くことの達人の域に到達していた人という印象。
    文芸に参入した時には、すでに達人だったんだろうなあ。若手小説家?の男性に最後に飛ばした叱咤激励が恰好いい。

    あなたは私より三つも弟じゃないですか。姉として申し上げますけどね、あなたそのまま行くとただの拗ね者になりますよ。あれがいけない、これがいやだなんていわず、いまは黙ってどんどんお書きなさい。そういうことだって大切なんですよ。いいですか。ここで約束なさい。

    これをおそらく出会いから感じていたけど、仕事が終わり、最後、別れの時に言うのが恰好いいなあ。

    編集者が抜粋したエッセイも秀逸で、
    錚々たる方々が語る向田邦子の筆の凄味が想像を上回るぐらいで実感できた。
    かっこいいい。
    シナリオ本を買ってしまった。

  •  今日は令和2年2月13日、区役所に住民税の(先行)申告に行きました。9時からですが、9時少し前に到着、すでにかなりの行列、日本人は勤勉だと改めてその思いを強くしましたw。待ち時間は約1hでした。(郵送の選択もいいですね)私は「向田邦子ふたたび」の本をずっと読んでました。今日来る方はみなさんご高齢、スマホを見てる人はなく、本は私ぐらい、みんなじっと待ってる方々でした。さて、この本ですが、向田邦子さんが事故にあった後の愛猫「マミオくん」が可哀想で可哀想で、なんともたまらない気持ちになりました。
     旅を愛し、食を愛し、猫を愛し、生きることを愛した作家の一生。向田邦子さん。1929年(昭和4年)11月28日~1981年(昭和56年)8月22日。文芸春秋・編{向田邦子ふたたび」、2011.7発行。歳を取らない向田さんの写真が沢山収録されています。3ヶ月の時から向田さんと一緒に暮らしたマミオ(コラット種の雄猫)は、昭和60年7月13日、16歳で没。
     

  • このところなんとなく読み返していた一連の向田さんの関連作品のうちの一作。様々な人が知る、様々な向田邦子。多面的な彼女の人間性の一面のみを知るかもっと多くかはそれぞれ異なっても、やはりとても魅力的な人であったのだと思う。

  • 910.268
    親しい人たちの回想、三人(森繁久彌、澤地久枝、山口瞳)の弔辞まで

  • こういう本を文庫にしてくれる新潮社はありがたい。
    ファンには数珠の一冊。

  • 暮らしについて考えるきっかけになれば・・・。

  • 向田邦子さんを取り巻く人々からの目線から、51年という短くも濃密な人生を回顧する。

    こだわりがあって、贈り物が好きで、猫、仲間を、家族を愛した。

    山口瞳や、森繁久彌、澤地久枝の追悼文に、生き急いだ彼女の生き様に対する敬意と羨望、突然の死への怒り、悲しみ、無念さが伝わってきた。

    桐島洋子の「生前彼女が非常に嫌がっていた人が、自分は彼女ととても仲がよかったと追悼文を書いているのを見て意外だったが、それも向田邦子の器用な生き方をあらわしているような気がする。」みたいな文は故人も周囲をも貶め、余計だったと思う。

  • マミオかわいいよマミオ

  • 吉行淳之介のコメントほか面白かった。
    「父の詫び状」をもう一度読み返そう!

  • 表紙の写真がとてもいいですね。
    これ、愛猫マミオくんでしょうか?

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