老いぼれ腰抜け亭の純情 (文春文庫 ク 1-10 警視リチャード・ジュリー)
- 文藝春秋 (1993年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167218133
作品紹介・あらすじ
これまでも結構気の多かったジュリー警視だが、ジェーンなる若き未亡人に会った途端に本格的な恋心に取り憑かれてしまった。だが気になるのは、その美貌を時折り暗い影がよぎることだ。謎を解く鍵は亡くなった夫の過去にある。かつてジェーンが夫と暮らしていたという湖水地方へ行ってみたい、と思った矢先に予想外の事件が…。
感想・レビュー・書評
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なんと、ようやく携帯電話が一回出てきた…!(笑。
「古き沈黙」亭のさても面妖からストーリーが続いてますね。
相変わらずヴィヴィアンを…。まったくしょうもない人達だ。
弁護士を頼んだのはあの人なのかな?
今回強烈なキャラが多かったですねぇ。
そしてジュリーさん可哀想すぎる。
更にウィギンズもとばっちりか。帰りはメルローズさんが運転して帰ったのかしらん。 -
ジュリー警視が恋に落ちた相手はどこかしら陰のある女性だった。どうやら亡くなった夫の過去に何かあったらしい。
二人の将来を考え始めた矢先、思わぬ事件が…。
ジュリー警視ものはこれが2冊目かな。
前に読んだものもそうだったのだけど、人間関係がつかみにくく、謎解きがおざなりに思える。
翻訳のせいなのかなー?と思ったりもするのだけど…。
我慢して読んで行った先の衝撃のラスト。
ひどすぎる。自分的には「ナシ」だよ。
最後のせりふも宙に浮いたまんまで、すげーもやもやした。
きっとグライムズは自分とは合わない。もう読むことはないな。 -
湖水地方、イギリスなどを舞台とした作品です。