悪魔の涙 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2000年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784167218713

みんなの感想まとめ

スリリングなストーリー展開が特徴のこの作品は、文書検査士のパーカー・キンケイドが姿なき大量殺人犯に挑む姿を描いています。序盤からノンストップで進む物語は、まるでジェットコースターのような緊張感を持ち、...

感想・レビュー・書評

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  • ベースが狂人な殺人鬼が当たり前のように存在する定番が光り輝く海外サイコサスペンス。
    一転 二転と大きく動く展開が楽しかった。
    ただ一夜の出来事にしては大容量過ぎて、おっとりポケポケ風の「ジャガー」は裏方ではむっちゃ急いで行動してたんだろうな、といらん想像にクスッとしてしまいました。

    首謀者が発覚してからの確保を経てもまだまだ落ち着こうとしない終章は心から興奮した。しかしその最終対決の呆気なさは少し寂しい。初戦と復活戦のあっさり度が同等でまるで再放送を見ているかの様だった。

    首謀者の頭の良さが際立っているが、この時間をかけて作り上げた超大計画を一夜の間で裏をかき先回る(事が出来たり出来なかったり)な捜査官。
    事実これが数時間の間に閃いてるとなるとタイムリーなサスペンスとしての見所が薄まったかのようで、脳内再生が忙しい。

  • 文書検査士パーカー・キンケイドが主人公
    当然姿なき大量殺人犯に対して文書鑑定で挑むわけですが
    やっぱり原書で読めたらもっと面白いんだろうなぁってなるので残念です

    そしてジェフリー・ディーヴァーですからね当然のごとく大掛かりな仕掛けが施してあり物語は最後の最後まで二転三転を繰り返すわけですが
    この物語の肝になってるのは圧倒的なスピード感です
    ディーヴァーの作品の中でもかなり上位に位置し序盤から息をもつかせぬという感じです
    もちろん2時間ごとに区切られた犯行予告がそのスピード感を演出する最も重要な要素ですが
    パーカーの職業そのものがスピード感をさらに増す要素になってドキドキさせらます
    文書鑑定は(冒頭に詳しく描写されているように)机に座ってじっくりと考えて進めるものだからです
    本来時間をかけなければいけないものを短時間でやらされているというコントラストがスピード感に繋がっています
    ダメ押しでパーカーの家庭事情がさらなる焦りを加えてもう読者も巻き込んで焦りまくり

    ジェフリー・ディーヴァーはスピード感も操るすんばらしいストーリーテラーなのです!

  • 筆跡鑑定士のパーカー・キンケイドとFBI捜査官マーガレット・ルーカスが「完全犯罪」に挑む
    予想の上を行く完全さで2度びっくり

  • 初のジェフリーディーヴァー作品。
    ノンストップで動き出すジェットコースターのようなストーリー展開に序盤から引き込まれ、一夜で読破してしまいました。

    ストーリーと同時並行して起こるパーカーの親権問題がパーカーや周りの性格描写に厚みを持たせ作品の魅力を増すという二重構造も綺麗で素晴らしく、無論犯人追求の部分は緊張の連続。
    この作者さんの本早く読めばよかったという気分です。 つぎからリンカーン・ライムシリーズに入ろうかな

  • この本は、東大首席卒業の山口真由さんおすすめの本でしたが、JDの著作の中でもダメな方の作品でした。
    それにしても、彼の作品の出来不出来の落差の大きいこと。

    納得できなかった部分はたくさんあるが、例えば犯人にたどり着く重要なポイントには致命的なミスが。
    個人の筆跡のクセは何も考えずに書けば特徴的なものになるが、例えば利き手ではない方の手で書いたり、ペンをわざと握手するときのように握って書いたりなど従来と意識して違って書くようにすれば、当然違った筆跡になります。
    用意周到な犯人が作成した手紙の筆跡は、当然本来自分では書かないであろう筆跡を使っていたはずです。
    にもかかわらず、咄嗟に書いた手書きメモが犯人仕様になっているという荒唐無稽さ(普通に書けば問題ないじゃん!)は脱力レベルのオチです。

  • 最後まで気の抜けないエンターテインメント。
    制御の利かない連続殺人事件と思いきや、練りに練った完全犯罪。

  • ☆3.5
    元文書捜査官 筆跡鑑定人 パーカー・キンケイド
    自分の読み進める時間のせいか、テンポよく読めなかった

  • ジェフリー・ディーヴァー。地下鉄で無差別の射殺事件が発生し、市長のもとへ金を払わなければさらに事件を起こすという文書が届いた。FBIは手がかり手間ある文書について文書検査士であるパーカーに協力を求めた。
    ゲストとしてリンカーン・ライム登場する。
    作者の得意であるどんでん返しは今作でも使われており、最後まで気が抜けない。主人公のパーカーは卓越した専門家ではあるが、同時に父親でもあり好感のもてる人物だった。しかし首謀者との対決はいささかあっけなかった

  • 結構な長さだけど
    あまり感じることなく読み終える
    ちょっと出てくるライム
    想像を遥かに超えるラスト
    面白かった!!

  • え、もう一回転がるの?!

  • パーカー の続編は書かないのだろうか。

  • FBI文書検定士パーカー キンケイド、FBIワシントン支局長マーガレット ルーカスが、完全殺人犯に挑む。
    悪魔の涙The devil’s teardrops 小文字のiの上の点

  • リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    もうどの作品だったか分からないが、
    リンカーン・ライムシリーズに搭乗していた文書分析官が主人公。
    かつてFBI捜査官だったが、今は民間の調査しかしていない。
    それは別に良いのだが、退職の理由は娘と息子。

    どうも子供が出てくるのはだめだ。
    犯人に狙われるのではないか、
    誘拐されたりするのではないか、
    この作品でいえば、離婚した妻に親権をとられてしまうのではないか、と
    そちらの方が気になってしまう。

    ワシントンDC市長に市民の身代金を要求する連続殺人犯。
    最後まで気を抜けないのはいつものことだが、
    もうひとりの子供、
    父親を殺されたのにその殺人犯についていってしまった子供、
    その行動が最後に理由が判って驚きだった。

    それと、FBIの取調室で出されるマグには、
    指紋を検知してコンピューターに送る仕掛けがされているという。
    それも驚き。

  • 「ドンデン返しの大達人」ジェフリー・ディーヴァーのノン・シリーズの小説。と言いつつ、例のリンカーン・ライムもチョイ役で「カメオ出演」している。ライム、好きなんだねェ。

    主人公は引退した捜査官で、これまたシリーズもの(「キネシクス」のダンス)を彷彿とさせる、科学的文書/筆跡鑑定の専門家であります。筆跡や遺留物の微細証拠から犯人の来歴や犯行現場を割り出してしまうという、またまたスーパーな設定が読みどころなわけです。

    「悪魔の涙」とは、「i」の上部が飛び跳ねている筆跡の特徴をいう。

    それから、悪魔的に頭のキレる犯人が、早々に事故死してしまうのが最初の驚き。お得意の驚き(ドンデン返し)の罠が随所に仕組まれています。あとは読んでのお楽しみ、といったところ。

  • 逆転につぐ逆転で最後まで読む手が止まらないサスペンス。ただ日本語訳が雑で少し読みにくいのが残念。リンカーンライムがゲスト出演。

  • 流石ディーバー面白かった‼️
    ライムとも繋がってて登場してくるのが嬉しい

  • 古本屋で見つけて購入
    これはシリーズ化は難しそうですが
    この話と登場人物達は好き。
    馴染みのない英語の筆跡の話も
    出てきますが、気にならずに読めた。

    ただ一つの心残りは、これとキャサリンダンスのスリーピング・ドールの後に読んだ為、若干犯人の予想がついたこと。
    読む順番って大事

  • 面白いが、最後の顚末がちょっと

  • 筆跡鑑定パーカー・キンケイドが主人公。これってシリーズかな?ある日ワシントンで乱射事件が発生。犯人は2人以上、まだ事件は続くと思われる…。
     最近、北欧ミステリーにはまっているからかな?ジェフリーディーヴァー作品の、立て続けに事件やトラブルが起こるのを読むのが辛くなってきた…。スケールが大きくて、映画にしてもあきなさそう。

  • 文書検査士、パーカー・キンケイドシリーズ、第一弾。第二弾以降があるかどうかはわからんが。(希望)
    筆跡鑑定士ならわかるけど、文書検査士というのがあるとは。ネットの時代になって、筆跡鑑定士の需要はどこにあるのだろうと思っていたが、なるほど、文書検査ならこれからも必要であるかも。
    でも「文書」を読み解く力だけでは、捜査官にはなれないのであって。キンケイドならではの能力のすごさを存分に味わえるストーリーになっている。
    ヂーヴァーらしく、最後まで読めない展開に夢中になったが、最後の最後、あれはアリかなあ、とな。
    なんにせよ、次作も買いてほしいと切望してしまう。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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