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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167219260
感想・レビュー・書評
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戦後インドネシアにおける商社による戦後補償円借款ビジネスを描いた作品。
デヴィ・スカルノにも取材しただけあって、現地の政財界の様子なども克明に描かれている。
円借款ビジネスをめぐる商社や政商の暗躍を読んでいると、いつの時代も利権をめぐる政財界の薄汚さは一緒なんだなと暗澹たる気持ちにもなる。
本人取材の功罪か、高級娼婦だったとか、総入れ歯疑惑などの芸能スキャンダル的なものはまったく描かれていないので、そういったものを期待すると肩透かしを食うことにはなる。 -
スカルノとデヴィと、日経商社の皆さんがどうなっていくか、ドキドキものです。
歴史の勉強となる一冊だった。 -
P23 こだまよしお
P33 蝋燭病というのは、男性性器が溶けてゆくジャワにしかない奇病である。戦時中はこの奇病に侵された兵隊が少なからず存在して(中略)放置しておくと、性器が溶けた挙句に、尿道だけがぶらさがって残ったりする、という恐ろしい話であった。
P49 サリナ計画:日本をはじめ諸外国の企業は、プロジェクトの契約が成立するごとに、何パーセントか政治献金をする。これは革命資金というファンドにプールされて、記念碑建設などの財源にあてられる。スカルノの場合は6%ほど。
P53 人間というのは生まれたときから自分の禄高をもって生まれている。人間の活動の範囲は、この禄高で決まってくると思うんや。
P138 ニクソン訪中以前のことだから、アメリカ政府は中国と国交断絶状態にあり、中国産の物品については輸入禁止措置をしいている。かつらについても、いちいち原産地証明書の添付を要求してきて、中国さんの原産地証明書つきのかつらは、アメリカに持ち込めないのである。 -
2011 1 4
商社ビジネスというより、恋愛と政治に話が集中している本。
インドネシアはやはり、広大かつダイナミックな民族大国だ。 -
たしかスカルノ大統領夫人と関係がある
深田祐介の作品
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