冥府回廊 下 (文春文庫 224-8)

  • 文藝春秋 (1985年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (316ページ) / ISBN・EAN: 9784167224080

感想・レビュー・書評

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  • あまり馴染みのなかった明治大正時代を感じることができました。日本の近代化って、こういうふうに進んでいったんですね。

    さて、桃介と房子夫婦。すさまじいですね。
    些細なすれ違いから、ここまで家庭が破綻するとは。。。
    房子が深窓のお嬢様でなく、もう少し野心を持った庶民的な感覚の女性だったら、二人にとってちがった人生になっていたかもしれません。
    ラストは、ちょっとこわかったです。

    桃介の意地と見栄、房子の意地と誇り、貞奴の意地と対面。ほんと奇妙な三角関係です。

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著者プロフィール

杉本 苑子(すぎもと・そのこ):1925年東京都生まれ。52年「燐の譜」で『サンデー毎日』大衆文芸賞入選。62年『孤愁の岸』で直木賞を受賞、77年『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞、86年『穢土荘厳』で女流文学賞受賞。87年紫綬褒章、2002年菊池寛賞・文化勲章。著書に『春日局』『冬の蝉』『冥府回廊』『女人古寺巡礼』など。17年逝去。


「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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