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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167224233
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
天智帝を中心に、彼の周囲にいた七人の人物の視点から描かれる短編集です。各章では、天智帝自身を主役とせず、彼に関わった人々の物語を通じて「人間天智」の姿が浮かび上がります。物語の中で、登場人物たちの複雑...
感想・レビュー・書評
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中大兄皇子のちの天智帝の周りにいた人達。
そんなに頁数がない本だったので、すぐに読み切ってしまいました。
読んでる最中、宝塚の『あかねさす紫の花』のいろんな場面が脳内再生w
脳内再生なので、雪組だったり花組だったり月組だったり。
あ~あの場面の鎌足のあの姿が…とか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天智天皇は私も好きではないので、ここに描かれている天智天皇像は結構イメージが合う。ただ、章を追うごとにつまらなくなっていった印象。中臣鎌足も相当嫌な奴だと思うんだけどなぁ。鵜野皇女も、もっと将来を予感させる賢しさが欲しかったところ。天智天皇がなかなか即位しなかった理由については面白い。
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意外と日本書紀に忠実に書いているが、虚構でもいいからドラマをもっと盛り込んでほしいなあ
間人皇后が一時天皇だったというのもなんだかなあ
ハラタワケをして神=天皇になれなかった中大兄皇子
(同父同母の妹、間人皇女と通じた)
それは有名だけど、中天皇=間人皇后で、九州で廃人になったのを情緒的理由で天皇にしてあげる兄心かあ
国家の危機にそんなことするわけがないだろ! -
今ちょうどやる夫大海人皇子を読んでいるのでそのキャラに脳内置換されてしまうので、いまいちこの本とはまらないでいる。特に魔王さららたんに対して冷たいじゃないかと理不尽なことを思ってしまっている。
キャラはともかく、この小説の中の説明的なセリフと現代的な思考が目についてしまうところはある。これは決してこの小説が稚拙なわけではないし、むしろ逆なのだが、小説とやる夫の表現形式の違いだ。表現そのものの改革者としてのやる夫はもっと注目されるべきだと思うなあ。やる夫そのものは下火だけど、最近のやつのレベルはすごいよ。 -
大化の改新から壬申の乱前夜までを、関係者7人の視点で綴った連作。蘇我鞍作(入鹿)を倒したあと即位できなかったのは、実の妹、間人皇女との関係(いわゆる畜生道)による穢れにあったこと、宝大王(皇極天皇)に建築狂の性癖があったこと、中大兄が大海人から額田を奪ったのは「弟の妻と婚いて、日嗣ぎの御子の身の穢れを攘い清めよ」との神託によったこと、廃人となった間人皇女が中天皇として即位していたこと、鵜野皇女(のちの持統天皇)が「口かずが極端なまでに少なく、陰気で、強情で、女らしい柔軟さ温かさに乏しい」人物であることなど、これまで読んだ小説にはなかった点。いろんな見方、解釈の仕方があるんだなあ。
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世界の伝記 藤原鎌足と前後してしまったけれど…書く人が違うと同じ歴史も多方面から見られておもしろいです。
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その人生において何らかの形で天智帝と関わりを持った人物を主役にした七つの短編集。主役である天智帝をあえて影の立場において描くことで、より実態を伴った「人間天智」が垣間見えてきます。
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歴史には、それを紐解く人間がいるだけの解釈があると思います。
数年前、某ニホン放送で放映された古代ドラマのような解釈:大王家こそすべて正義で蘇我宗家が諸悪の根源、みたいな解釈もさもありなん、です。
つい半世紀ほど前の戦前まで、日本には天皇に関する厳しい言論統制があり、違反は不敬罪で取り締まられてたし、楯突いた勢力は文字通り賊軍だったし、猫もしゃくしも天皇バンザイなのが普通だったんですよね。
でも、それでは面白くないなと思う人間がここに一人。
前置きが長くなりました。
ここからはあくまで個人的思想です。
反感を恐れずに書きますが、私にとって葛城皇子とは、腹黒い・陰湿・ドS・残忍…と、かなりダークであってほしいお方なのです。
小栗旬が演じるような、爽やかで正義感あふれる葛城皇子もたまにはいいでしょう。
でも、ダークであればダークであるがこそ、秘めたるポテンシャルがハンパない。そんな皇子に圧倒されたいんです。
闇を背負って、目を光らせ、仰々しく登場して欲しい。
そして稀に「意外!」ともとれる優しさを見せて欲しい。
失礼な書き方ですが、これ全部褒め言葉です。
心にMっ気を秘めた方には解っていただけるかな…。
この本は、そんな私の願いを叶えてくれる素晴らしい歴史小説の中の一冊です。
入鹿=大郎鞍作(この表記もイイ!)や他の皇子たち、皇女たちの性格もかなり好みです。
女性ならではとも言える、さらさらと軽やかなセリフまわしややわらかく繊細な筆致も読みやすいです。
なんだか今回はいつにもまして妄想全開なレビューで失礼いたしました。 -
黒岩重吾「中大兄皇子伝」でもそうでしたが、やっぱり天智帝は狡猾な頭脳派で、弟の大海人皇子(天武帝)は武芸の得意な肉体派(?)でした。三人称で主人公が別の人物であるからか、中大兄皇子は黒岩版よりもより余裕綽綽でイヤらしく見えました。女性の名前が覚えにくいのは時代柄しかたがありません。
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図書館にて貸出。
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軽皇子(孝徳)、有間皇子、額田女王、常陸郎女、鏡女王、鎌足、鵜野皇女(後の持統)という七人の立場から、中大兄皇子を中心とする歴史の流れを描いていきます。
なかなかわかりやすくて、面白い。
中心となる中大兄(後の天智)は冷酷で果断、周囲に恐れられる人物。
ここでは額田は武骨で誠実な大海人(後の天武)の恋女房で娘と3人で幸せに暮らしていたのに、大海人が百済救援の出兵に反対して都の留守居役になっている間に、筑紫でのお告げにより、やむなく宮廷に上がることになっています。
鏡女王は鎌足の正室。額田の同母姉という通説に従っています。
軽皇子は中大兄の母・皇極女帝の弟。蘇我入鹿暗殺の後に天皇になりますが、元は入鹿と親しかった間柄。傀儡としての王でしかなく、特にこの本では間人皇后と中大兄の愛人関係が繰り返し語られているので、立場ないです。
常陸の郎女は蘇我の赤江の娘で、中大兄の妃の一人〜赤兄というのは有間皇子謀反を讒言した人物。蘇我の娘は目立たない存在でも勢力争いの渦中にあったんですね。 -
みてよこの孝徳天皇の扱いの違い方!
それにしても有間はかわいいですね。
史実と違うけど、最期が綺麗。
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