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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167224257
作品紹介・あらすじ
永井「日本人はマインドコントロールされることに非常に弱いのよ」杉本「私たち、あの敗戦の洗礼を受けたから、今そういうことが言えるのよ。私が歴史小説を書き始めた原点もここからですもの」(「敗戦とそれぞれの青春」)歴史小説に新風を吹き込む二作家が、古代から現代まで、豊富な話題を時にゲストをまじえて縦横に語る。
感想・レビュー・書評
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永井・杉本の同世代対談。
お互いに得意分野を語りあうのでなかなか楽しい。
信長についての長部日出雄の論「・・人間には生きたいというエロスと、死にたいというタナトスがあって、大事業を成し遂げる人はみなタナトスが強いんです」というのが印象的。 -
杉本苑子さん、永井路子さんの対談。女性視点ならではの歴史の見方をしています。よく淀君が「織田の天下を取り戻す」という感じで秀吉に嫁いで野心強く生きた風に描かれた感があるのですが、それを言うと確かに、浅井も天下を取ってる。
戦争だけが天下を覆す方法ではないのだなと。
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