たのしい・わるくち (文春文庫 さ 29-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 331
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167228057

感想・レビュー・書評

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  • 一度は言った思ったことがある「わるくち」を分析しているこの本、わかる!と頷きながら読んでしまった。
    特に優柔不断のところは自分が思っていたことがそのまま書いてあってびっくり!
    人の悪口を言う時嫉妬をする時の心理がわかって面白かった。

  • 怒りについては大変参考になることを述べている。

    なるべくたくさんの人に読んでもらいたい

  • お前は俺か!
    と幾度も作者に言いたくなった本。
    ここまで赤裸々なことを下品でなく論理立てて書けるのはすごい。

  • 悪口を言う人は、言われる覚悟がないといけない。他人のことだけではなく、自分のことも含めて悪口を語るエッセイ。

  • 何の役にも立たないけれど、面白く笑ってしまう。
    出版されたのが最近の本ではなく、結構前の本なので「トウが立つ」などは初耳で馴染みがなく、理解し難い部分でありました。

    「褒められた経験の少ない人ほど自慢をしたがる」
    「本当に『持てる者』は自慢をしない。自慢をするのは『持たざる者』である」
    というところを読んでからは他人のマウントや匂わせが以前より楽に受け流せるようになった気がします。笑

    結構偏った本なのかなと思いますが私は面白いと思いました、好きです。

  • めっちゃ意地悪なんですが、楽しく読んでしまいました。

  • 2017/11/04 9:05:06

  • 全力でおススメ

  • 究極の暇つぶし埋め草本。
    だからわざわざ目くじら立てるようなもんではないのは百も承知だが、読んでいて浅い内容を咀嚼する前に一々ブレーキがかかるのに苛立つ。そこで、著者の経歴を見て納得した。杉並(断じて山の手ではないぞ)育ちの小金持ちのお嬢さんで大学まで私立のほぼ持ち上がりからの元広告代理店勤め…。ちょいちょい実は私もそうなんですよ、みたいな逃げ道を入れてくるが選民意識がチラ見えしてしまう。これって逆張り自慢本だったりして。あと、若人あきらになんか恨みでもあるのか?モノマネだろうがそっくりさんだろうがあんたに関係ないだろ!それは「貧乏くさい」のとは断じて違うぞ。
    (俵万智に対しても言いっ放しでノーフォローである。なんかあったのかと思いたくなるほど。まぁ私も彼女は好かんけどね)

  • 面白い。

    美人の悪口とか。わかるわかる。笑!!モテナイ女の美人悪口!!!笑!!!いるいる!!!笑!!!!!っていう、女子あるある多数!!!

    しかも、思ってた?やっぱ?みたいなこともあって、まさか他人には言えないけど、やっぱ思う?よね?みたいな、自分の腹黒さをひた隠しにして生きているものの、心の内を密かに暴いたそんな一冊です!!!

    とにかく、切る!!!!!

    悪口での切る口。サイコーっす!こんな本あってしかるべきものと、と思える一冊!!!!!

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著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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