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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167237035
みんなの感想まとめ
人間の「どこかへ行きたい」という気持ちを掻き立てる旅日記が描かれています。著者のリラックスした語り口は、まるでその国にいるかのような心地よさを提供し、読者を穏やかな旅へと誘います。名所や旧跡を巡るので...
感想・レビュー・書評
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旅に出たくなりますね。
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人間の三大欲を欠落した今でも「どこかへ行きたい」という気持ちだけは何故か常に強く持っている。(謎)
小津安二郎の「秋刀魚の味」で岸田今日子が大好きになってから、彼女の著書をよく読んでいるが、まるでその国に住んでいるかのようなリラックスしら語り口がとても心地よく、どっかへ行きたい欲に余計に火がつけられます! -
(2006.12.29読了)(2003.09.19購入)
1985年から1990年までに「話の特集」に随時掲載した旅行記を一冊にまとめたものです。積読してあったのですが、死亡記事を見て、やっと読み始めました。
行き先は、インド、イギリスのロンドン、フィンランド・デンマーク・ドイツ、カナダのカルガリー、チェコ、香港、イタリアと言ったところです。
自分が同じところに行こうとする場合の参考にはなりませんが、読んで愉しむ事はできます。高峰さんと松山さんの旅行記の場合は結構勉強になりますが、岸田さんの場合はそのような事は余りありません。
インドへは、インドの専門家・山際素男さんに同行をお願いして、吉行和子さんと一緒に行った話です。高校二年の娘さんも同行してくれます。
ロンドン旅行は、娘さんの短大入学祝と言うことです。目的は、ミュージカルの鑑賞です。途中から朝倉攝さんも一緒です。吉行さんは、腎臓結石のため同行できませんでした。
フィンランド旅行は、1987年の夏。きっかけは、15年前に、「ムーミン」と言うアニメの声優をしていたこと。
「ムーミン」と言うのは、フィンランドの女流作家トゥーベ・ヤンソンさんが制作したトロールで、ムーミン谷という所に住んでいることになっている。(70頁)
「あれはやっぱりカバですか」と言う人もいて、わたしは内心少しムッとしながら、「いいえ、フィンランドのトロールで、一種の妖精です」と答える。相手によっては「魔物です」とも言う。(70頁)
チェコへの旅行は、「いばら姫またはねむり姫」と言う岸田さんの作品が、チェコとの合作でアニメ作品として製作中ということで、その陣中見舞いです。
アラン・レネの「去年マリエンバードで」と言う映画が大好きで、そのマリエンバードがチェコにあり、そこに行くことができて大喜びです。マリエンバードでしっかり写真を撮ってもらい、「去年マリエンバードで」撮ってきた写真と言って、友人に見せるのだそうです。
台湾旅行は、家事一切をやってくれているツツミさんのための慰安旅行です。
「死ぬまでに一度、外国へ行ってみたい」と言うので「何処へ行ってみたい?」と聞いてみたら「スイス」と言うのですが、飛行機で18時間ぐらいかかると言ったら、「それじゃとても駄目だ」と言うので、香港になった。
著者 岸田 今日子
1930年4月29日 東京生まれ
自由学園高校卒業
文学座付属演劇研究所、アテネフランセを経て文学座に入る
1950年 『キティ颱風』で初舞台
1963年 劇団「雲」に参加
1975年 演劇集団「円」創立に参加
1998年 『妄想の森』で日本エッセイストクラブ賞を受賞
2006年12月17日 脳腫瘍による呼吸不全のため死去、享年76歳
(2007年1月8日記)
(「BOOK」データベースより)amazon
「人生観が変わる」と出かけたインド、キャン・ノット・スピーク・イングリッシュで歩き回ったロンドン、ゴンドラに犬と同乗したヴェネチア、香港では西太后が好んだスイカを賞味…カメラも持たずメモも取らず好奇心だけで外国へ旅した個性派女優のユニークな日記帖。こうすれば海外旅行は何倍も楽しくなる。 -
のんび〜り、ゆっく〜り
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昨年末にお亡くなりになられました女優でエッセイストの岸田今日子さんの、まさに大人の旅日記です。
名所・旧跡をめぐるものではなく、忙しい人がちょっと一休みと言う感じの軽いのものです。
著者プロフィール
岸田今日子の作品
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