殺人予告はリダイヤル (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167246181

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  • 殺人予告はリダイヤル
    死の誕生日パーティ
    新春鳥取旅行の殺人
    ひな祭り殺人事件
    の4編。

    いずれも看護婦鮎子と新聞記者田原の素人探偵物語。

    場所は山村美紗の地元の京都。
    主人公の仕事柄,病院関係の話題が多い。

  • 4つの短編集、なのですが、よくまぁこれだけ殺人が起きる病院です。
    そしてやたらに怪しい人は怪しくなかったです。
    そこまでするほどの事ではない、という事なのか
    そのあたりは割り切っているのか…。
    やはり経験値?w

    人間関係としては、ようやく婚約して結婚に向かってます。
    案外すんなりと事が運んでいるな、と思ってしまいました。
    最初に読んだシリーズが、小菊だったからでしょうか?

    しかし、何かあるに違いない、とその都度犯人だと思っていた人は
    最後まで動かず…。
    落ちに使われた感があります。
    が、とりあえず最初の話だけで言えば
    相手を見て話題提供、という教訓が得られます。

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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