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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167249144
みんなの感想まとめ
戦闘機「飛燕」の設計からその運用に至るまでの歴史を、当時のパイロットや技術者のインタビューを交えて描いた作品です。日本陸軍が採用した水冷エンジンは、ドイツ製の高性能なものでしたが、その精巧さが逆に生産...
感想・レビュー・書評
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第二次大戦時に日本陸軍が運用した水冷エンジンを持つ戦闘機、三式戦闘機”飛燕”の苦闘の生涯をその設計から敗戦に至るまで追った作品。多くの生き残りパイロット、設計・生産陣、整備兵などのインタビューと残された実戦記録、そして著者独自の解釈を交えて運に恵まれなかった傑作機の全貌を浮き彫りにしている。当時の日本の工業力の手に余るドイツ製の精巧かつ高性能なエンジンを搭載することとしたことがまず悲劇の第一因で、生産面では品質が安定せず、前線では故障多発・稼働率低下が顕在化し大幅な戦力ダウンを招いてしまった。それでも勝負を投げずに戦い抜いた先人たちの労苦にはただ感銘するのみである。
外地では苦戦したものの、補給・アフターケアが容易な本土上空ではB-29に対抗できる機材として活躍した事実も忘れてはいけない。先日調布で処理された不発弾も本機の体当たりで撃墜されたB-29搭載のものである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドイツ製の液冷エンジンを積み、日本機離れした流麗な容姿からファンも多い「飛燕」。
開発の始まりから、日本初空襲のB−25を試験飛行の時に撃墜した、エピソード、ニューギニア戦線での苦闘本土上空でのB−29への体当たり、そして5式戦への交代と激動の全軌跡をつづる。
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