ミネルヴァのふくろうは日暮れて飛び立つ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1999年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (688ページ) / ISBN・EAN: 9784167254490

みんなの感想まとめ

政治支配の理論を巡る陰謀とミステリーが織り成す物語は、知識欲を刺激する要素が満載です。特に、マキャヴェッリを超えるとされる「至上権論」が物語の中心に据えられ、政治学者と女性諜報員が織りなす緊迫した展開...

感想・レビュー・書評

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  •  邦題がかっこいい。原題は『監督官』。邦題考えついた人すごい( ´・◡・`)
     マキャヴェリの『君主論』を凌駕するという政治書『至上権論』をめぐるオカルトミステリー。フリーメイソン好きにはたまらないストーリー設定だった。ジャスパース教授の初登場シーンもかっこよく、読んでいて燃える。〈監督官が誰なのか?〉というのがストーリーの早い段階で想像がついてしまうのが欠点といえば欠点。
     巻末に『至上権論』全文をのせるという離れ業もおもしろかった。おすすめのミステリー聞かれたら迷わずすすめちゃう一冊。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「フリーメイソン好きにはたまらないストーリー設定」
      チェックしておきます。
      「フリーメイソン好きにはたまらないストーリー設定」
      チェックしておきます。
      2012/03/15
    • 尾崎さん
      楽しいミステリでした!
      ほかの邦訳が出てないのが残念^^
      楽しいミステリでした!
      ほかの邦訳が出てないのが残念^^
      2012/03/16
    • h.t.さん
      哲学者ヘーゲルの言葉「ミネルバの梟(ふくろう)は黄昏に飛び立つ」をもじっているんですよね?
      哲学者ヘーゲルの言葉「ミネルバの梟(ふくろう)は黄昏に飛び立つ」をもじっているんですよね?
      2022/11/13
  • めずらしく読むのに時間がかかってしまった。マキャヴェッリを超える政治支配マニュアル「至上権論」を巡って渦巻く陰謀に立ち向かう政治学者と米国務省の女性諜報員の物語。うーむ、なんだか乗れなかったのはぼくにそういった政治向きの知識が不足しているというか、ないからなんだろうな。この政治支配マニュアルの恐ろしさというのをなかなか実感できなかったのですよ。どうして、世界制覇を狙う謎の組織にとってこのマニュアルが政治学者に渡るのがまずいのかも、物語半ばを過ぎて作中で説明されてやっとわかったというていたらく。巻末には作中で言及されるこの架空の政治支配論を全文掲載してしまうという付録がついています。

  • 衒学的なのかも知らんけど、こういうの大好き。秘密結社とか史実の影とか虚実入り混じりの知識とか!巻末にまるまる「ストーリー中追い求められる論文」が入ってるのがまた好き。
    資本論とか陰謀説とか、そういうのが好きな人にはオススメ!

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