森繁さんの長い影 本音を申せば 6 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167256319

作品紹介・あらすじ

時代をウォッチし続ける〈クロニクル〉的エッセイ



政権交代がなされ、新型インフルエンザが世を騒がせ、森繁久彌が亡くなり……読者への刺激を一瞬もやめない「本音を申せば」第六弾。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

時代の変遷を鋭く捉えたエッセイ集は、2009年の日本や世界の出来事を背景に、著者の思いや感情が色濃く表現されています。政権交代や新型インフルエンザといった社会の不安を語る一方で、映画や女優への愛情が溢...

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  • 【時代をウォッチし続ける〈クロニクル〉的エッセイ】政権交代がなされ、新型インフルエンザが世を騒がせ、森繁久彌が亡くなり……読者への刺激を一瞬もやめない「本音を申せば」第六弾。

  • 2009年の出来事について、作者が思ったこと感じたことを綴ったエッセイ集。
    この年は、日本では民主党政権が誕生して、アメリカもオバマが初の黒人大統領になった。また、新型インフルエンザで世界中がパニック状態に陥った。
    そんな不安だらけの御時世を嘆くだけでなく、作者お気に入りの女優の話やイーストウッド作品を語る時は嬉しそうな表情が目に浮かぶ。一方で、森繁さんへの追悼文に盟友を失った悲しさが伝わってくる。

  • 4年前の週刊誌連載のクロニクル。4年前に民主党の政権獲得が有ったのは覚えているが、新型インフルエンザのことはすっかり忘れていた。同じ話題の繰り返しと、ぼやきが多いのが少し気になるが、このシリーズが、当分の間読めるのはうれしい。映画と喜劇に関するこの人の目利きぶりは、相変わらず凄い。

  • 「われわれはなぜ映画館にいるのか」の読了後に、その勢いで読む。

    「マルクス兄弟のおかしな世界」を共訳した永井淳さん、「仁義なき戦い」のシナリオライター、笠原和夫さんへの追悼文。筆者の「唐獅子株式会社」の映画化の裏事情もチョッと触れている。

    福田沙紀、深田恭子、綾瀬はるかなどの若い女優にしっかり目配りしつつ、淡島千景の半生記にも触れている。
    そして、クリント・イーストウッド監督の仕事に対する高評価。

    中学生の頃から著書の文章に40年近く触れている僕には、成程なるほどと読める文章だが、週刊誌の一般読者にはどうなんだろう。まるで、オヨヨ大統領に登場する「昨日のジョー」のように経済成長や長期政権への不信感は相変わらずのよう。

    最後は森繁久彌への追悼。昭和ヒトケタの僕の父母も森繁さんの登場は印象が強かったという。何が凄かったのか、納得させられる評論になっている。
    表紙は実弟の泰彦氏のイラスト。オヨヨ大統領を思い出し、懐かしかった。

  • 単行本を処分してしまったので、3年ぶりに再読。
    同じ内容の記述が繰り返し出てくるのは、週刊誌連載だから仕方がないのか。やや気になった。

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著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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