太公望 上 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.98
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本棚登録 : 974
レビュー : 99
  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167259105

感想・レビュー・書評

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  • 読んだきっかけ「封神演義」

  • 太公望ってかなり昔の人物であるため、残っている情報は少ないと思うんだけど、その残された事実を上手く活用して、よくもまぁ、ここまで豊潤な物語をくみ上げているなぁ、という印象。この方の書いている物語は読んでいると無類に面白いんだよね。良い意味での勢いがあるというか。ただ、今作は登場人物が多すぎる傾向があり、しかも漢字一文字(かつ読み方も独特)と来ているので、なかなか登場人物が頭に入ってこないんだよなぁ。まぁ、中巻・下巻も楽しみながら読み進めたい。

  • 20191012

  • 宮城谷氏の著作はもともと気になっていたのだが、実際の読むのは初めて。太公望は、マンガ『封神演義』でもおなじみの人物。神話性のある人物だが、この作品の中では、一人の人間として描かれている。
    上巻では、望の所属する姜族の集団が商王朝の受王(紂王)に襲われ、壊滅。望は数名の少年達と一人の少女を連れて草原を彷徨うことに。「紂王を殺す」という強い思いを秘めて。
    上巻では中国辺境地の古代の様子がよく描かれている。鬼方や、土方といった異民族。商から北方の支配を任された箕子など多彩な人物が登場する。

  • <blockquote>羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す―。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作。 </blockquote>

  • 史実を元に作っているものの、登場人物の心理描写など見事であっという間にのめり込んでしまいました。
    ただ途中歴史解説が挟まってくるため物語が寸断され残念。
    遊牧民の童子だった太公望が鬼公や箕子など上の人にどのように取り入っていったのかもとても勉強になる。

  • 少年ジャンプで連載していた封神演義の知識しか持ち合わせておりませんが読んで見たいなぁと思い手に取りました。

    仙人や宝貝とか特殊能力バトルが始まると思いきや意外と現実路線!
    波乱万丈の前半と恵まれた出逢いにより積み上げられる能力とコネクション!
    中巻が楽しみです!!

    最初長いかなぁと思いましたが上巻が終わってみると、同じボリュームがあと二冊!!とワクワクします!



    中国の殷末期!紂王が即位の前に人狩りと称し遊牧民族の羌族を襲う!
    一族の殆どが囚われ族長等主だった者は殺されるが、主人公の太公望は運良くその難を逃れ、羌族の少年少女五人を引き連れ北の果てにある街を目指す・・・

  • 電車を乗り過ごしそうになりました。

  • 2016/7/31

  • 2016/5/29

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著者プロフィール

宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ)
1945年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。1991年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、1994年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『楽毅』で司馬遼太郎賞、2001年『子産』で吉川英治文学賞、2004年菊池寛賞をそれぞれ受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。
2006年、紫綬褒章受章。2016年、第57回毎日芸術賞受賞、及び旭日小綬章受章。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『呉越春秋 湖底の城』など多数。また『風は山河より』など日本の歴史に題材をとった作品もある。

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