太公望〈下〉 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167259129

感想・レビュー・書評

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  • 氏の小説には、白川静氏の本を併読すると、より味わい深いものとなる。羌族について、漢字の面白さについて、中国の古代文化とそれに通ずる現代について、色々と考えさせてくれる。

  • 最後の方は展開が面白くてすっ飛ばして読んでしまった。

    下巻になるにつれ登場人物が増し、かつ名前も読めないため誰が誰だか分からなくなりました。

    それを差し置いても、人を動かすには先を読む力が必要であると学べたのでよかったと思います。

  • 殷が滅び周が起こる本作のクライマックス!
    太公望は周の文王に召し抱えられ、今まで蓄えてきた人脈、兵法、武力、知力、謀略をフル活用で周のために尽くし殷に挑む!
    チーム太公望も誰が誰か解らなくなるぐらいの人数になり(一文字名は把握が困難)其々が其々の役割を粛々とこなしていく!

    殷の紂王とその寵愛の妲己に関しても決して純悪とせずに描かれている非常に透明度の高い作品!!!


    上中下巻を通して漢字の成り立ちや言葉の語源など勉強になりました。

    使い慣れない漢字が多数出現しフリガナがフッてないところなど読むのが辛いところがありました。

  • 話の展開的には超面白かった。また、読んでる最中は無類に面白く、最後があっさり味で終わる、いつもの宮城谷小説で良くも悪くも楽しめました。ただ、登場人物が多すぎて、オイラの脳味噌が全ての人物を把握出来なかった。話は本当に良く出来ているだけに、漢字一文字かつ読み方独特な登場人物をこんなに多く配置する必要ってあったのかな、と疑問を呈したくなったりもした。各登場人物の掘り下げも浅い印象もあり、もう少し人物の数を絞れば密度のある小説になったのにな、とちょっと思った。

  • 3000年以上前の話ではあるが、日本の武士にも通じるお話。芮(ゼイ)と虞(グ)の邦の境界をめぐるエピソードが心に残る。今の世の中にあってほしい解決方法だと思う。

  • 2016/8/14

  • 2016/5/29

  • 何度目かの読了。
    「王家の風日」と同時進行に読みたい本。
    この頃の宮城谷作品は本当に文章がキラキラしていて好きだ。何度読んでも心が弾む。

  • 宮城谷さんをちゃんと読んだのは初めて。他の本も読んでみたいと思った。望の成長を見ることができる上・中がやはりおもしろい。中国の広大さには感嘆。大きな物語は中国が舞台になるとやはりいい。

  • 太公望がとても魅力的にかつ壮大に描かれており、完全に引き込まれました!

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著者プロフィール

宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ)
1945年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。1991年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、1994年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『楽毅』で司馬遼太郎賞、2001年『子産』で吉川英治文学賞、2004年菊池寛賞をそれぞれ受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。
2006年、紫綬褒章受章。2016年、第57回毎日芸術賞受賞、及び旭日小綬章受章。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『呉越春秋 湖底の城』など多数。また『風は山河より』など日本の歴史に題材をとった作品もある。

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