幽霊湖畔 (文春文庫 あ 1-14)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 135
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167262143

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課のオニ警部・宇野喬一と名探偵の女子大生・永井夕子は、休暇で湖畔のホテルに滞在中、ナゾの殺人事件に遭遇する。犯人たちは、人造湖の湖底に沈む二億円相当の宝石を躍起になって探しまわる。宇野と夕子は彼らに散弾銃を向けられて-ベストセラーの"幽霊"シリーズ、待望の五冊目。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    シリーズ第5弾。
    安定の面白さ。

  • 湖畔、アイドル、昔の男、聖水、嘘吐きのしっぺ返し。

    続きものかと思ったら、すべて短編でした。
    この恋人の力関係がすごい(笑)

    湖畔は、それは本当にしたら出来るのか? という
    友人の頑張り具合がすごい。
    アイドルは、人間の愛情がすごすぎます。
    殺された側も、殺した側も。
    昔の男は…友人の忠告は聞きましょう?
    されるような事をしたのがいけないのですが。
    聖水の解決後の仕返しが、よろしいかと。
    やはり、やられっぱなしはいけません。
    嘘吐きを付き続ければ、当然そうなります。
    自分を助けようとするから、そうなるのです。

  • 警視庁捜査一課のオニ警部・宇野喬一と名探偵の女子大生・永井夕子は、休暇で湖畔のホテルに滞在中、ナゾの殺人事件に遭遇する。犯人たちは、人造湖の湖底に沈む二億円相当の宝石を躍起になって探しまわる。宇野と夕子は彼らに散弾銃を向けられて―ベストセラーの“幽霊”シリーズ、待望の五冊目。

  • 『幽霊湖畔』

    『着せかえ人形の歌』

    『危い再会』

    『吸血鬼を眠らせないで』

    『狼が来た夜』

  • 【2013年4月23日登録】

  • 女子学生の永井夕子とその中年の恋人である宇野警部が繰り広げるドタバタ喜劇的殺人事件群。

    幽霊湖畔
    着せ替え人形の歌
    危ない再会
    吸血鬼を眠らせないで
    狼が来た夜
    の5編の短編。

    いずれもオール読物掲載の短編で2つ改題している。
    幽霊湖畔は「幻の湖の伝説」
    危ない再会は「幽霊の誕生日」
    書籍として出す時の標題の都合かもしれない。

    必ず殺人事件があるとは限らないので,どきどきはらはらしながら読んでいる。

  • 「吸血鬼を眠らせないで」に出てくる昇一君って吸血鬼⁉

  • 幽霊シリーズ5作目。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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