駆ける少年 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 181
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167266035

感想・レビュー・書評

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  • 泉鏡花文学賞受賞作。『銀河の町』『駆ける少年』『痩せた背中』どれも切ない。別々の理由ですっかり抜けてしまった何かを追いかける人たちの最後の拠り所は、一体どこで、そこに着いたとしても、それは幸せなのだろうか。生きながら自分のルーツ、拠り所を探す難しさを表しているようにも思える3篇。

  • 図書館で予約して借り、一日で読み終える。とっても痛く切なく、ひどく苦しく息が詰まった。歪んだというか、落ちこぼれたというか、いわゆる「フツウ」であることから少し違う道を歩む人々(本人にとってはそれが「フツウ」の日常)が行き場のない想いを背負い逃れられない輪の中を延々ぐるぐると歩き続けるような印象を受けました。この世界観と向き合う作者も相当ヘビーな精神状態だったのだろうなと想像してしまいます。

  • 少年よ、走れ!純朴な大人になれ!生活を楽しめ!家族守れ!それだけだ!

  • 筆者の「ウェルカム・ホーム!」が面白かったので、別作品にも手を出してみた。泉鏡花文学賞受賞作なので代表作かと思い手に取ったが、随分と作風が違う。哀愁漂うという感じ。

  • 2010年5月12日購入。

  • レビューはブログにて。
    http://tempo.seesaa.net/article/19523253.html

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著者プロフィール

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

「2018年 『帰れぬ人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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