あたしが海に還るまで (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 216
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167267056

作品紹介・あらすじ

主人公・静子の出奔、逃避行、男友達との性、マンガ家や歌手への夢を抱いて上京、結婚と破局。激流のような、辛苦と希望が交錯する日々。ベストセラー『ファザーファッカー』の続篇。

感想・レビュー・書評

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  • ファザーファッカーの続編
    家出から連れ戻された主人公ら、また家出をし、東京にでて結婚、離婚を経験する。

  • 「ファザーファッカー」に続編があったの初めて知った。

    春菊さんの自伝的小説らしいけどほんまやとしたら悲惨すぎるな…。

    ことごとく男にひどい目に遭わされてるような。。

  • 実に救われない。
    希望どころか、辛さと悲しみと絶望。
    希望が逃げる先の点でしかない。
    でも、こういう家庭も実際にあるんだろうな。

  • ファーザーファッカーの続編ですが,なぜ,手に取ったのか当時の自分に聞きたいぐらい,こちらは生理的にさらに受け付けなかった,という記憶しかありません。

  • ケータイ小説のような話だと思った。
    今も昔も
    落ちていくっていうのはこういう世界なのか。
    いや、静子は落ちてなんかいないのか。

    こうまでわかりやすく女であることを利用し
    女であることに翻弄されることもあるのかと思った

    この話に出てくる人物たちのように
    人間はシンプルに生きるとこんな生き方になるのかな。
    いつも別れ方が潔くて
    私としては羨ましくもあった。

    あと、母との関係が
    なんだかんだで良好になったのでは?と思った。
    幼少の頃の想いとはまた違って
    似たような女として見れるような関係になったからなのかな。
    養父のことを黙認していたような母であっても?
    親子ってそんなもんなのかな。

    しかし、中絶って1回すると
    慣れてしまうものなのか?
    周りがしていたら普通になってしまうものなのか?
    世の中で日々どのくらいの中絶手術が行われているのか気になった。

  • 恋愛に絶望します。笑

  • 自分と似ている性質を見つけてしまうのは悲しいところ。

  •  「ファザーファッカー」の続編。これもよく読んでた。まあ続編くらい出るよね。
     ファザーファッカーほどは入り込んでなくて、静子が仕事をしはじめてからを書いてるんだけど、読んでるとまあよく流されること流されること。若いから仕方ないのかもだが、こんなに大人に恵まれない若者がいるんだなあ、という感想。もちろんフィクションとしてとらえてもね。ファザーファッカーのラスト、家出するシーンが大きな印象だっただけに、人生とは途切れ目のない本だという言葉は重い。カッコいいラストシーンなんて、人生には存在しないのだ。

  • ファザーファッカーの続編。
    これもまた、読んでから暫く気持ちが浮上することが出来ませんでした。
    相変わらず静子の語り口調は淡々としているけれど、なんかスレたかな、とも思った。
    自分のやりたいことに進もうと頑張っているのにいろいろ邪魔が入って、でも静子もわりとすんなり諦めてる気がします。
    静子は精神的にも肉体的にも自分を大切にしない子なのかな、なんて思ったのは私だけかな。
    折角養父の手から逃れたのに、静子の前には苦難ばかり。でも何故か、可哀想な感じはしない。
    ラストは、前作と同じく、静子が逃げ出すところで終ります。
    逃げ出すというより、旅立つのほうが正しいかな。
    前作のときは続きがあるなんて知らなかったから、飛び出していった静子にほっとしたけど、今度はちょっと心配な感じがします。
    静子にはちゃんといいひとをみつけて、幸せになってほしいと思います。

  • やりまくりだなぁオイ…!
    そんな春菊姐さんの生き方に惚れた。
    幸せになってほしい…

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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