波のまにまに (文春文庫 う 6-10)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167267124

感想・レビュー・書評

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  • 【第一部 波のまにまに 第二部 闇のまにまに】

    不思議ワールド全開。このはちゃんと富子姉さんの関係って一体なんなんだろ?
    第二部 闇のまにまにの『真相』は、とっても印象に残っている作品。
    自分の学生時代がこんなじゃなくて良かったなと(笑)

  • 昔、読んだとき、

    「なんじゃこりゃ」

    と思ったことがあります。「波のまにまに」は。

    最終回だけは、コミックの書き下ろしで、パターンが変わっているという話をどこかで読んだような気が。あれ?それは、岡?京子の「Pink」だったっけ?

    今読んでみても、内容は、あんまりないよなぁ。内田春菊のかく女の子の色っぽさだけがあるような話。
    もしかすると、内田春菊は、読者を見下して書いたのかもしれないとも思います。

    「内容なんかなくったって、裸が出てくりゃいいんだろ、けっ!」

    わかんないけどね。

    でも、今にして思うと、男が最後にたどり着いたところ、ずっとお寺だと思っていたのですが、金物屋で、背負ってたのをとってもらってたのねとか、けっこう細かいところまで、しっかりかいてある。

    だから、それはそれで、楽しんでかいたのかもしれない。

    ホラーの方が、多分、本人としては力はいっているんだと思いますが、わたしは、この人のホラーは、ピンとこないのです。

  • シュールすぎる。ラストはちょっとびっくり。

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著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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