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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167269050
感想・レビュー・書評
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ジャーナリストとは、そこに関わる人々とは、そんな模様が垣間見ることが出来るような一冊。ベトナム戦争やそれに関わる時代の政治家・活動家達の人間的な側面が非常にリアルに描かれているように思える。また人のみならず、戦争というものそのものもとてもリアルに描かれているように思われる。著者が早く亡くなってしまった事が残念だ。
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自分がこの本に出会ったのは、インド・デリーの安宿街であり商店街でもあるパハール・ガンジ(通称メイン・バザール)の古本屋でした。文庫本の1ページ目に「75/50」(75ルピー、再度古本屋に持って帰ってくれば50ルピー返却、の意味)と、店の親父の汚い文字で書いてあります。
インドを旅行中、移動中や宿の一室で読み耽り、感銘を受け結局古本屋には返しませんでした。
特に第四部、近藤さんの文章に特徴的なユーモア感覚を一切排除した、ソン・サンを中心にヘン・サムリン政権に対する連合抵抗政権「民主カンプチア連合政府三派」を追う迫力あるルポルタージュは圧巻です。
第一部 メコンの勝者たち
第二部 パリの革命家たち
第三部 サイゴンの敗者たち
第四部 ジャングルの敗者たち -
¥105
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