雲よ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2001年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784167269142

みんなの感想まとめ

自然との共存をテーマにした本作は、著者の豊かな体験を通じて、読者に旅心や自然への愛着を呼び起こします。カラー写真が多用され、特にユーコン川の美しい風景が印象的で、視覚的にも楽しませてくれます。著者は、...

感想・レビュー・書評

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  • しみじみといい本です。野山や海で駆け回りたくなるし、全部放り出して旅に出たくなります。

  • 美しい自然と時々登場するガクの写真に癒されながらも、けっこう考えさせられる内容。考えたことがなかったけど、川を水面の高さから見たら、上から見るより何十倍も汚いだろう、と気付いた。日本には自然を自然のまま残すという発想はないようで悲しい。
    P.142“「ジャーナリズム」が権力に追従、屈伏している”は今も変わってないどころか圧倒的に屈服させられているし、きっと大学教授が学生(の将来)をカタに取られて真実を言えない状況も(P.137)いまだ続いているだろうと想像できる。官憲による脅しが反社のそれと違うと思えない。

  • フォトブック。それに相応しい紙質で、カラー写真も多用されている。著者の他のエッセイでも、モノクロ写真が載っているが、カラー写真から伝わる雰囲気は別格だ。特にユーコン川の風景はカラーがいいね。「ユーコンの旅は雲を眺める旅」だから『雲よ』なんだな~。後半の「股旅日記」では日本の川の荒廃と、建設省(当時)の横暴に対し野田節が炸裂! 日本に嫌気がさして、北米の荒野へ志向するのも無理からぬことだ。2001年に書かれた文庫本あとがきが、終の棲家となった徳島から発せられているのも感慨深い。

  • 野田さん1996年のエッセイ、ユーコン川や鹿児島の田舎は楽しそうだ!
    切磋琢磨で駆け抜け多くをインプットアウトプットし続けていくも良し、生産せずたわいもなく自然に身を任せスローに1日1日を過ごすも良しである。

    そして当時の自然に対する環境工事、自身は20年前は悲惨/無駄と思っていましたが、年を重ねた今の感想も、酌量の余地なく悲惨/無駄としか思えない。役に立ってる結果が思い浮かばない。。。工事しないで自然との共存、、、、いつかはっ!

  • 080

  • 野田さんのフォトエッセイです。
    文章でしか味わえなかった旅の様子を、写真でみせてもらえるのはとてもうれしい。美しい写真満載です!

    ガクもちらっと写っていますよ♪

  • 2001年8月22日購入。
    2002年6月15日読了。

  • 犬のガクとの旅日記。とにかく野田さんものは元気になる。
    そして、ガクの息子、テツは今どうなっちょるんじゃろう?

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著者プロフィール

熊本県生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。在学中、ボート部で活躍。卒業後ヨーロッパを放浪。帰国後、高校の英語教師、旅行雑誌の記者を経て、エッセイストに。傍ら、カヌーによる川旅に打ち込む。これまでに日本の一、二級河川約200を漕破。さらに北米、ニュージーランド、ヨーロッパにまで活動範囲を広げている。長良川河口堰問題や川辺川ダム建設反対運動、吉野川可動堰問題などにかかわり、講演などを行う。

「2008年 『イギリスを泳ぎまくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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