遺伝子が解く! その愛は、損か、得か (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167270155

みんなの感想まとめ

愛や運命というテーマを通じて、自然淘汰がもたらす愛の形を探求する作品です。遺伝子の影響がどのように私たちの恋愛や人間関係に作用するのかを、科学的な視点から解説しつつ、愛情の本質について考察しています。...

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    自然淘汰が導く愛の形。愛や運命といった美しい言葉で装飾するが突き詰めれば遺伝子の命令に従っているに過ぎない。それでも愛情とは尊い。

  • P.2010/8/19

  • 読書録「遺伝子が解く!その愛は、損か、得か」
    4

    著者 竹内久美子
    出版 文藝春秋

    p39より引用
    “ カタツムリは殻をつくるためにカルシウ
    ムを石灰岩の表面を舐めるなどして摂取して
    いるのです。
     すると、カタツムリにとってはどうしても
    石灰岩や石灰質が必要で、棲む地域が限られ
    ます。実際、彼らは石灰岩地帯の他、城跡、
    社寺、雑木林などのカルシウムに富む場所に
    しか棲んでいないのです。
     とすれば!ナメクジとはその制約を振り払
    い、もっと広い地域に進出する道を選んだ動
    物。そのために思い切って殻を捨ててしまっ
    たというわけなのです。”

    目次より抜粋引用
    “たかがセックス、やっぱりセックス!
     真似したい?真似したくない?動物たちの羨
    ましい生態
     こんなことも、あんなことも。いろいろあ
    ります、人間ですから。
     奇妙な動物大集合!地球は誰のもの?
     美しく咲き誇るだけではない植物たちの現
    実”

     動物行動学者である著者による、動物に関
    する質問に答える雑誌連載をまとめた一冊。
    同社刊行作文庫版。
     人間と他の類人猿の混血の可能性からムク
    ドリの夕方の集会の謎についてまで、寄藤氏
    のイラストとともにユーモアにあふれた文章
    で答えられています。

     上記の引用は、カタツムリとナメクジにつ
    いて書かれた項での一節。
    前に進むためには、何かを思い切って手放す
    ことも時には必要なのかもしれません。
    人が宇宙へ進出するならば、ナメクジくらい
    の大きな覚悟で何かを手放すことになるので
    はないでしょうか。
     どうやら雑誌連載は終了している様子、ま
    たどこかで再開してほしい作品です。

    ーーーーー

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著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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