中田語録 (文春文庫 な 39-1)

制作 : 小松 成美 
  • 文藝春秋
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167272227

感想・レビュー・書評

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  • かっこいいなぁ、中田さん。

    先を見通し、自分に向き合い、くだらないことはくだらないはっきり言う姿。あこがれたことを思い出しました。

  • 高校2年の春休み。
    和歌山の片田舎の書店で、この本を見つけ手に取った。
    理由は、私が12歳の時に21歳でイタリアに渡った中田英寿は、その後の活躍故に私の中高時代の“アイドル”であったからだ。

    この本に納められている「メダルより図書券が欲しい」と言う一文は、私の人生に最も影響を与えた文章かもしれない。
    春樹と龍、二人の村上を入り口に読書嫌いな少年が本を読むという習慣を手に入れることが出来た。
    そういった理由で、私はこの本に感謝している。

  • (2002.03.02読了)(2002.03.01購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    日本サッカー界の若きリーダーであると同時に、今や“世界のNAKATA”となった中田英寿。その言動の一つ一つがどんな背景から生まれたのかが語られた初の“公認”発言集。昨年の熱狂が記憶に新しいワールドカップ本選やペルージャ移籍後のエピソードも書下ろしとして収録。物議を醸した彼の言動の真意がここにある―。

  • 本は薄いけど内容は濃いから読みなさいと勧められて昔読んだ。10年程経つ今になって再読しても響くものがある。
    この時代に日本のサッカーはかなり変化があったのを今でも覚えてる。
    「喜ぶのが早すぎる」
    ヒデが呆れて見てたのを覚えてるし、あの試合でチームが変わった。

    スポーツを真剣勝負でやっている人に是非読んでもらいたい。

  • 生意気だけど考え方に軸があってカッコいい。

  • 【名言ベスト3】
    1位
    ブラジルを小馬鹿にするサッカーをしたい。

    2位

    3位

  •  年齢に捉われず、クールでビジネスライクな視点で物事を判断できる感性を持った人だと思います。読んでいて気持ちいいです。
     読みやすいサイズの本ですが、内容はウェイトありです。

  • 「中田の語録」
    振り返ることは評論家のすること。

  • 中田の名言シリーズ

    名言自体は、ささらないけど、中田の生き様はささる。


    この人、俺が思っていたより、ずっと自己中だわ。
    もちろんいい意味で。
    こだわり派。

    自分の中で確固たる信念を持っている。

    例えば、サッカーのプレイ中は、先輩後輩関係なく、プレイヤーとして、呼び捨てにする。

    これ、いきなりJリーグに入ってきた18歳の新人にやられたら、先輩たち、困惑しただろうな。


    でも、実力があるからねぇ〜
    そんなことをやっても許されるのだろう。

    「結果出せば、何でもあり」っていう世界は、すべてのビジネスで共通。


    中田は物理や数学が好きだと、そして、サッカーもロジカルだと。

    いいねぇ〜スポーツをロジカルっていってしまう精神。
    それは、つまり、彼は、天才でなく、努力家ってことだな。

    例えば、長嶋監督は天才。

    イチローは努力家ってこと。


    正確には、中田も、イチローも才能ある努力家。


    中田は、10年近く前に書かれたこの本の中で、彼の今の現実を想像してる。
    サッカーを終えた後の人生の方が長いのだから、それを想像するのは楽しいと。

    中田は、自分の描いた人生のスケジュール通りに今も生きている。

  • 中田は日本のサッカー選手で初めてプロフェッショナリズムを身につけた選手なのかもしれない。

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