- 文藝春秋 (1986年11月1日発売)
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感想 : 79件
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167275587
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
テーマは、一家の内面と緊張感を描いたホラー小説で、特に家族の複雑な関係性が深く掘り下げられています。映画のファンが原作を読むことで、映像では味わえない心理的な恐怖や臨場感を体験できることが魅力です。登...
感想・レビュー・書評
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映画の大ファンでいつか原作も読んでみたいと思っていました
トランス一家それぞれの気持ちが事細かに記されていて、映画の隙間を補完してくれているような感じでした
原作を先に読んでいたら、ちょっと難解な部分もあったかも。
地味にスズメバチのくだりが1番痛くて怖かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古い本の文体のせいか、すごく読みづらくて頭に入らず。
後半に期待。
ただ映画より細かい出来事、心情等が描かれているのでより理解しやすい(はず)。 -
流石!一級品!!訳者が巧いのかキングの筆なのか、原作を読めない私には分からないが、素晴らしい作品は文章が自然と頭に入って来る。読んでも気が散らず、どんどん引き込まれる。平易な文章が逆に戦慄や緊迫感を奏でてくれる。
飽きが来ず、頁を捲る手が止まらない。
スタンリー・キューブリック、ジャック・ニコルソンのシャイニングも凄かったけど、原作は、まったく別の恐怖が味わえる。下巻も楽しみだ。 -
冬の間、雪のため外部との連絡がシャットアウトされるホテルで管理人をすることとなった一家を描くホラー小説。
やっぱりキングだけあって前フリが長い(苦笑)。ホラー的な描写は上巻の最後でようやく表れる程度で、管理人一家の内面や生活を描くことが上巻の主な目的のようです。
一家の大黒柱であるジャックは元アルコール依存症で、教師の仕事も学校で問題を起こしたため首となり、そのうえ息子のダニーに暴力を加え腕を折ってしまった、という過去があります。
ダニーは父になついているのですが、そうした経歴のため妻のウエンディとの仲は表面上穏やかなのですが、そこには危うい雰囲気が立ち込めているように思われます。
ジャック自身それを分かっていていい父親で夫であろうとしているのですが、ところどころでアルコールの誘惑や現在の境遇への不満、持っていた癇癪がところどころで見え隠れし、上巻は空気がパンパンに詰まった風船を持ってしまったような緊張感をどこかに感じながら読み終えました。
この風船が派手に破裂するのか期待しながら下巻に進もうと思います。 -
映画を先に見ました。
映像もすさまじく怖くてホラーの傑作と思いますが、原作では映画では良くわからなかった少年と父親の愛情がきめ細やかに描かれていて、これまた感動的です。
特別な能力を持っていながら、幼さゆえにその力をまだ理解できないでいる少年の内面もすごくよく書けていて面白かった。
母が子供を守ろうとする強さも圧巻でした。 -
2025.7.1読了
キューブリックの映画版を観たのはもう20年くらい前。小林信彦のいうキング2大最高作の一つ(『本は寝転んで』、文春文庫)を、ついに読みはじめた。
なにコレ、上巻だけでもうメチャクチャおもしろい。(『呪われた町』より圧倒的に上)
まず、ゴーストハウスホラーという話の特性上、空間と登場人物がせまく限定されるため、物語進行と人物の焦点を合わせやすく、読みやすい。
読みどころは、だんだん狂気に陥っていくジャックの心理描写だ。幻覚や幻聴、過去のトラウマや悪夢のフラッシュバックが乱れ飛び、文学技法を駆使して、ねちっこく描きこまれていく様は圧巻で、ホント映画版ははしょりすぎ(キューブリックをもってしても原作のダイジェストにしかなってない)
あと、幽霊屋敷ものでなんでタイトルが、“シャイニング”なんだろうとおもってたんだけど、能力名だったのね、、しかもなんでもあり(予知、読心、テレパシーなど)のチート。
下巻も楽しみです。 -
映画しか知らなかったけれどなぜジャックが狂いだしたのかが原作ではきちんと描かれていたので、むしろ映画の説明が雑だったんだとわかった。
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スタンドバイミー以外のスティーブンキングを読むのは初めて。
気味悪く暗い予感のホテル。酒癖が悪く自尊心を持つジャック、母親への鬱屈した思いのウェンディ、多感で聡い5歳のダニー、それぞれが互いへの配慮で抜け出せなくなり真冬のホテルで過ごす。ホラーはどうやってモンスターを出すのかと思ったけど、鋭敏な神経を狂わせて少しづつ家族が追い詰められていく。スズメバチ、217号室、児童遊園の動物の生垣、消火器、エレベーター、だんだんホテルが歪んだ顔を見せてきた。後半に続く。 -
感想は下巻に。
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スティーブン・キングを読み始めたものの多作でもありどこから手をつけていいやら。ホラーは苦手なのだが世評の高そうなやつということでここいらに落ち着いた。さすがの出来と感心した。雪の山荘ものというミステリがあるが、孤絶したホテルの冬季管理人家族が、ホテルに巣くう亡霊に誘われて壊れてゆく。じわじわとこわい。ダメ男ジャックにひきかえ表題になっている「かがやき」というテレパシー能力をもつ少年ダニーの健気さがよく書けていてつい感情移入してしまう。そのダニーの危機を救おうとハローランが駆けつけるクライマックスは圧巻。結末のつけかたもうまい。
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面白かった
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とぐろを巻いてる消化ホースのところ、怖かったなあ。ハローランさん好き!
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105円購入2004-10-06
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ジャックとウェンディとダニーの一家はコロラドの山奥の景観荘ホテルの冬季管理人としてやってきた。風光明媚で有名なこのホテルには昔から有名人が沢山宿泊した。そしてこの終業日の賑やかさが終わるとホテルにはジャック一家しかいなくなる。そしてその時にこのホテルの本当の顔が現れる。こわさを秘めた上巻。
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感想は下巻を読んでから。
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キューブリックの映画をキングは全然納得していない。
原作を読めばわかる。
ジャック・トランスはごく普通の父親、夫。
その彼が亡霊たちによって変わって行く。
その様は実に見事。
そして「輝き」を持った息子ダニーは
そのすべてを知っているが
幼さゆえに苦しむ。
オーバールックホテルに漂う腐臭や冷たい空気が
じわじわと伝わって来る。
一級の名作。 -
再読
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もうすぐ続編が出るらしいので、それに合わせて再読。
かなり久々に読んだのには間違いないのだけれど、かなり記憶が混同してました。おそらくキューブリックの映画「シャイニング」の印象が強かったんでしょうね。あの映画も大好きなんですが。たしかにかなり雰囲気は違います。
オーバールックホテルがとにかくパワフルったらありません。にぎやかすぎるだろ! もちろん怖さはあるものの基本は陽気でコミカルなので、このへん日本の幽霊屋敷とは違うなあ、と思いました。だけどこんな中に一冬ほっとかれたら、間違いなく気が狂いそうです。
でも主役はタイトル通り、「かがやき」を持った人たちなのですね。ダニーは言わずもがな、ハローランと彼が遭遇する「かがやき」を持つ人たちとのやりとりは心温まります。この能力はやはり呪いではなく祝福なのかな。 -
早く「下」を読みたい。
著者プロフィール
スティーヴン・キングの作品
