シャイニング (上) (文春文庫)

制作 : 深町 真理子 
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 639
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167275587

作品紹介・あらすじ

《景観荘》ホテルはコロラド山中にあり、世界で最も美しいたたずまいをもつリゾート・ホテルのひとつだが、冬季には零下25度の酷寒と積雪に閉ざされ、外界から完全に隔離される。そのホテルに一冬の管理人として住みこんだ、作家とその妻と5歳の少年。が、そこには、ひそかに爪をとぐ何かがいて、そのときを待ち受けるのだ!

感想・レビュー・書評

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  •  冬の間、雪のため外部との連絡がシャットアウトされるホテルで管理人をすることとなった一家を描くホラー小説。

     やっぱりキングだけあって前フリが長い(苦笑)。ホラー的な描写は上巻の最後でようやく表れる程度で、管理人一家の内面や生活を描くことが上巻の主な目的のようです。

     一家の大黒柱であるジャックは元アルコール依存症で、教師の仕事も学校で問題を起こしたため首となり、そのうえ息子のダニーに暴力を加え腕を折ってしまった、という過去があります。
     ダニーは父になついているのですが、そうした経歴のため妻のウエンディとの仲は表面上穏やかなのですが、そこには危うい雰囲気が立ち込めているように思われます。

     ジャック自身それを分かっていていい父親で夫であろうとしているのですが、ところどころでアルコールの誘惑や現在の境遇への不満、持っていた癇癪がところどころで見え隠れし、上巻は空気がパンパンに詰まった風船を持ってしまったような緊張感をどこかに感じながら読み終えました。

     この風船が派手に破裂するのか期待しながら下巻に進もうと思います。

  • 面白かった

  • とぐろを巻いてる消化ホースのところ、怖かったなあ。ハローランさん好き!

  • 105円購入2004-10-06

  • ジャックとウェンディとダニーの一家はコロラドの山奥の景観荘ホテルの冬季管理人としてやってきた。風光明媚で有名なこのホテルには昔から有名人が沢山宿泊した。そしてこの終業日の賑やかさが終わるとホテルにはジャック一家しかいなくなる。そしてその時にこのホテルの本当の顔が現れる。こわさを秘めた上巻。

  • 感想は下巻を読んでから。

  • キューブリックの映画をキングは全然納得していない。
    原作を読めばわかる。
    ジャック・トランスはごく普通の父親、夫。
    その彼が亡霊たちによって変わって行く。
    その様は実に見事。
    そして「輝き」を持った息子ダニーは
    そのすべてを知っているが
    幼さゆえに苦しむ。

    オーバールックホテルに漂う腐臭や冷たい空気が
    じわじわと伝わって来る。

    一級の名作。

  • 再読

  • 「ドクタースリープ」を読みたいので、未読の「シャイニング」に挑戦。映画も怖くて観ることができずもちろん本も・・・と思っていたけれど、こちらの方はそんなに怖くなかった。下巻に続く。

  • もうすぐ続編が出るらしいので、それに合わせて再読。
    かなり久々に読んだのには間違いないのだけれど、かなり記憶が混同してました。おそらくキューブリックの映画「シャイニング」の印象が強かったんでしょうね。あの映画も大好きなんですが。たしかにかなり雰囲気は違います。
    オーバールックホテルがとにかくパワフルったらありません。にぎやかすぎるだろ! もちろん怖さはあるものの基本は陽気でコミカルなので、このへん日本の幽霊屋敷とは違うなあ、と思いました。だけどこんな中に一冬ほっとかれたら、間違いなく気が狂いそうです。
    でも主役はタイトル通り、「かがやき」を持った人たちなのですね。ダニーは言わずもがな、ハローランと彼が遭遇する「かがやき」を持つ人たちとのやりとりは心温まります。この能力はやはり呪いではなく祝福なのかな。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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