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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167275631
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麻薬と金を巡る緊迫したやり取りが描かれる本作は、登場人物たちの軽妙な会話とシニカルなストーリー展開が特徴です。1983年に発表されたこの作品は、綿密なプロットよりもキャラクターの生き生きとした語り口が...
感想・レビュー・書評
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レナードが爆発的人気を博す直前の1983発表作。綿密なプロットよりも、イキのいい会話を主体に小悪党どもを筆の赴くままに描いており、小気味よい作風が本作ではより強められた感じだ。麻薬と金を巡る登場人物らの言動は極めて不真面目でいい加減なのだが、一歩間違えれば己の死に直結するギリギリのやり取りが、返ってリアルな情景を生み出している。
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プロットらしいプロットはなく、登場人物の語り口だけがイノチの小説。
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「スワッグ」の主人公、スティックの、7年後のストーリー。「スワッグ」で武装強盗を働き逮捕されたスティックは、無事7年の刑期を終えて、離婚した妻と娘が暮らすフロリダにやってくる。しかしそこで麻薬取引のトラブルに巻き込まれて友人を殺害された後、ひょんなことから金持ちの運転手として雇われて、友人を殺害した麻薬売人に接触するチャンスが生まれる…。
「犯罪小説の巨匠」と称されているエルモア・レナードだけど、その作風は別にドロドロした感じではなく、どっちかというと登場人物はみんな飄々としていて食えない雰囲気。会話がとぼけていて、ストーリー展開もちょっとシニカルなのだが、この作品はもう、そういったレナード節が満載。「スワッグ」でもスティックはカッコよかったけど、しょせん35歳の若造でした…って感じで、本作では男前にさらに磨きがかかっている。ストーリーの結末もブラックで、笑っちゃいました。
レナードは今年80歳。日本語に翻訳されている作品の舞台の多くが、70年代、80年代なのは当然なのだが、古さを感じさせない。映画と車と音楽が好きなら、レナード作品はオススメです。
エルモア・レナードの作品
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