痩せゆく男 (文春文庫 275-65)

著者 : リチャード・バックマン 真野明裕

• 文藝春秋 (1988年1月9日発売)

感想・レビュー・書評

[juupeさんの感想 · 2012年11月24日]

翻訳が下手

[bwv232さんの感想 · 2012年11月6日]

サム・ライミ監督の「スペル」を観た時、この話を思い出しました。

[ahiruさんの感想 · 2012年2月28日]

老婆（ジプシー）を轢き殺した主人公に訪れる呪い。
痩せゆく体、変わりゆく皮膚。
刻一刻と死は近づいてくる。

最後の最後まで気が抜けないハラハラ感。
自分の体が変わっていく恐怖は大きい。
歯や髪が抜けるとか、自分の肉体の変化は恐ろしい。

読後感は最悪ですが、読んでる最中の満たされた感じもまたタマリマセン。主人公と一緒に最後の１ページまで見届けて欲しい作品です。

[kirocuさんの感想 · 2011年10月12日]

スティーブン・キングの別名義作品。映画化もされています。呪いをかけられ、どんどん痩せすぎていく恐怖。スピーディな展開で面白かった。

[はな そらまめさんの感想 · 2011年7月11日]

気持ち悪くなって途中で挫折してからはや20年…読みおえた。勝った。

[cronistaさんの感想 · 2011年6月24日]

　作者はスティーブンキングの別名です。一時期スティーブンキングのドラマにはまって読んだ本です。ジプシーの呪いでどんどん痩せていってしまう男の話です。キング好きは楽しめると思いますが、それ以外の方には多分つまらないと思います。
　
　映像化されたものはそれなりに面白かったです。

　それにしても、キングのジプシーに対する偏見ってどこからきたのでしょうか。

[asumi1727さんの感想 · 2011年6月14日]

私が読んだスティーブン・キングの最初の作品がこれ。
ジプシーの老婆を車で撥ねてしまった主人公。
知人の力を借りてその罪をもみ消したまではよかったのだけれど、仲間の老人に呪いをかけられてしまう。
呪いを解くために命がけでジプシー達を追いかけ、遂に呪い解除の術を得るんだけど・・・。
いや。最後にはやっぱり、「悪いことはできないね」って気分になるｗ
面白かったですよ～～～！

[maruyamaさんの感想 · 2011年6月12日]

「ジプシーの呪い」ただそれだけのシンプルなストーリーですが、カウントダウン方式がドキドキします◎

[無夜さんの感想 · 2011年5月30日]

図書館から借りました

「THINNER」（原題）
　ホラー。呪い系。

　かなりの厚さ。

　ジプシーの老婆をひき殺してしまった白人弁護士のハリック。
　上流階級のなれ合いで、その事件は無罪判決が出る。（警察署長と裁判官がぐるになってハリックを助けてしまう）
　怒ったジプシーの長は三人に呪いをかける。

　ハリックは肥満体だった。それが、少しずつ痩せていった。
　最初は喜ぶのだが、そのうち癌を疑い、どんどん痩せてしまいには骸骨のようになってしまう。

　ほか二人は、ニキビがひどくなり顔が爛れ崩れてピストルで自殺し、一人は鱗が生えてワニのようになってしまい飛び降り自殺してしまう。
　ハリックはジプシーを追いかける。
　呪いを解いて貰うために。

　ラストは。
　嫁さんに呪いを押しつけるのはなんとなくわかっていたが、おやや、こんなダークホースが。

　読みどころはジネリという悪党とハリックの友情。これはすごい。
　嫁さんがハリックを精神病院に入れようとするのと、好対照。命がけでジプシーたちを脅して、ハリックの呪いをとかせようとする。そして・・・・。
　ジネリの一件で、無夜はこのジプシーたちが心底嫌いになった。それまでは同情していたのだけれど。

　キングは苦手ですが。
　これは読みやすかったかな。

[nekomaruinekoさんの感想 · 2011年5月9日]

たぶん英語で読めばもっと面白いのかもしれないんだけれど、
翻訳した文章がまわりくどく、なじめなくてなかなか頭にはいってこなかった。
とくに主役夫婦の会話がそんな言い回しするか～？っていうくらい不自然。

ジプシーをひき殺した張本人よりもその事件にかかわった他の二人のほうが悲惨な呪いをかけられててちょっと納得がいかなかった。
ポンドもできればキログラムに書き換えておいてくれればよかったのにな～
と思いました。