レッド・ストーム作戦発動(ライジング)下 (文春文庫 ク-2-4)

  • 文藝春秋 (1987年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784167275730

みんなの感想まとめ

緊迫した戦闘と戦略が織りなす物語が展開され、ソヴィエト軍の西ドイツ侵攻やアイスランドへの奇襲上陸を通じて、NATO軍が直面する苦闘が描かれています。特に、アメリカ軍の一班が反攻の鍵を握る様子が緻密に描...

感想・レビュー・書評

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  • レッドストーム作戦の後半。

    前半は奇襲の効果もあり予想外にソ連軍に押しに押されたNATO軍。
    主要なドイツ戦線の陸空戦も劣勢に立たされ、それを支えるシーレーンでも妨害を許してしまう。

    しかし後半からは起死回生の作戦が成功し、次々と重要拠点を取り返していく。

    そして最後は予想外な幕引きとなる。

    最期の最期には凄惨な核戦争に陥るかと思いきや、ソ連軍人・官僚の良心が打ち勝つのはホッとした。

    それにしても潜水艦が戦略的に非常に重要な事が良くわかる作戦展開だった。

    さすがに長かったが、面白い作品だった。

  • 風呂敷広げ過ぎちゃった感がある割には、アイスランドだったかな妊婦さんと兵士たちのシーンなんてしっかり書かれていて大したものだよ!

  • 息つく暇のないの怒涛の展開。
    領土を守るためのドイツの執念。
    アイスランドの攻防。

  • 書き下ろしの時からずいぶん時間がたつが時代を感じさせない。ただ本書の導線部分の第三次世界大戦開戦の動機付けがやや曖昧なため、やはり安直な結末で終結させるより他がないのが惜しまれる。

    読後感としては、クランシー初期の作品だけに彼のその後作品と比較すると人物の描きこみが弱い。その分比較するとハイテク兵器の描写にウェイト付けされたのが気になった。

    正義というものを意識し、主人公に正義を託したその後の作品と比べて戦争そのものを描いた乾いたリアリズムは、逆に凄みがあるとも言える。

  • テンポ良くてスリリング。

  • アイスランドで孤立状態になったアメリカ兵達の頑張りはプロの兵士なのだと感心する。近代的兵器の描写だけでなく生身の兵士も描くことが出来ることをトム・クランシーが証明して見せたといえる。

  • ジャックライアンが出ないが面白かった。

  • 第三次世界大戦勃発という壮大なストーリーを描きながら、一人一人の軍人(特にソ連軍将校)の人間性や矜持を綿密に描写する筆力、この小説で完全にトム・クランシー世界の虜になった。いつか原書に挑戦したい小説。

  • 「レッド・オクトーバーを追え」で切り開かれた「ハイテク軍事スリラー」と言うジャンルは本作で確立された。本作以後類似の作品が多数出版される事となる。クランシー作品の中ではテンポも良く、お馴染みのシリーズ物ではないが傑作。

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著者プロフィール

1932年、高知県に生まれる。東京都立大学大学院博士課程を修了。翻訳家。学生時代から諸外国の新聞、雑誌を購読し、興味深い記事を紹介してきた。なかでも「週刊新潮」の最後のページ(ジョーク欄)を40年近く執筆。同誌の「西洋新聞閲覧」も十数年執筆した。また「週刊文春」「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」などでも欧米のジョークにかかわるページや海外の話題を執筆してきた。
訳書には『レッドオクトーバーを追え』(トム・クランシー 文春文庫)、『死ぬには遅すぎる』(クリストファー・ムーア 講談社文庫)、『死にゆくものへの祈り』(ジャック・ヒギンズ ハヤカワ文庫NV)、『マインドハンター』(ジョン・ダグラス他 ハヤカワ文庫NF)、『ケネディのウィット』(ビル・アドラー 扶桑社)などがある。

「2017年 『紳士淑女のジョーク全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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