父の詫び状 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 823
レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167277017

感想・レビュー・書評

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  • はじめての向田邦子です。

    この歳になってようやく向き合い、じっくり読ませていただきました。

    とにかくとっても文章が「綺麗」です。
    それから構成が絶妙。

    この本に出会ってはじめて、これからというときに
    逝ってしまったことも知りました。

    沢木耕太郎さんの解説ならびに、引用していた「ねずみ花火」が、私にも印象的です。

  • 2017.2.1

  • さすが、お見事、と思ったら、コレエッセイとしては初モノ?ドラマの脚本ではなくての書き物として。
    すごく気分良く読めて嬉しい。

    解説の人の言うこともよくわかる。
    飛行機のことが出てくるとドキッとしてしまうけれそ、書いているときはまさか自分がそんなことになるとは、もちろん想像もしていなかっただろうし、生きていてくれていたら、あれからどんなにまたたくさんの面白い作品を私たちにくれていたんだろうと思うと、返す返すも悔しい。

    また向田邦子は読みたい。

    日本語学校バザー ¢10

  • 星3.6

  • なんとなく、有名っぽいので読んでみた
    向田邦子さんって人は何した人かも知らず
    解説よんでびっくりした
    けっこう面白くて、それなりに共感したり、なんか向田さんという人のことをちょっとわかってる感覚で読んでたから、(けっこう前だけど><)突然死んじゃったって知ってびっくりした・・

    戦時中のこととか、不条理なお父さんのこととか
    おもしろかった。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第53回目に紹介されたのは、向田邦子の「父の詫び状」に登場する『幼少期に食べた記憶の中のカレー「昔カレー」』。

    ―カレーライスとライスカレーの区別は何だろう。
    カレーとライスが別の容器で出てくるのがカレーライス
    ごはんの上にかけてあるのがライスカレーだという説があるが、私は違う。

    金を払って、おもてで食べるのがカレーライス。
    自分の家で食べるのが、ライスカレーである。

    厳密にいえば、子供の日に食べた、
    母の作ったうどん粉のいっぱい入ったのが、ライスカレーなのだ。

    思い出はあまりムキになって確かめないほうがいい。

    何十年もかかって、懐かしさと期待で大きくふくらませた風船を、自分の手で
    パチンと割ってしまうのは勿体ないのではないか。

    だから私は、母に
    子供の頃食べたうどん粉カレーを作ってよ、などと決していわないことにしている。



    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 再読 好きなエッセイの中のひとつ。
    昔読んだ時より 父の詫び状が 様々な面から読めた気がするが また年を重ねて読むと 違うんだろうな
    鹿児島時代の話が とても好き。時代は、違うが 同じ小学校に通っていたことが 私にとっては、嬉しい。

  • 2013.01.03

  • 「エッセイ」という言葉よりも「随筆」という言葉の方がよく似合う名作。一篇一篇が珠玉と言える名品集だ。
    最近のエッセイ(まがい)で、このような文章が読めないのが淋しい。

  • 昭和っぽいけど、でも他人事じゃない感じ、、、
    家族それぞれの人間味。あったかい。小さいころあんなことあったなぁ、大人に囲まれて育ったあの頃、あの人は何かんがえてたんだろう、
    怒られたり、一緒にいたり。あの会話の時には?あの帰り道では?
    あの人は何を考えて、一緒にいてくれたんだろう?私に接してくれてたんだろう?

    家族への思いが増す。今思い返すと、子供のころに見えなかったいろんなことが、子供のころの自分の目の記憶を通して見えるような、そんな本です。

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著者プロフィール

1929年東京生まれ。放送作家としてラジオ・テレビで活躍。「だいこんの花」「寺内貫太郎一家」等。1980年に短篇小説「思い出トランプ」で直木賞受賞したが、81年8月飛行機事故で急逝。『父の詫び状』等。

「2016年 『お茶をどうぞ 対談 向田邦子と16人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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