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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167277239
作品紹介・あらすじ
ドラマ脚本家デビューのきっかけ、
放送作家として関わったテレビのこと、
妹と営んだ小料理屋「ままや」の開店模様、
人形町からアフリカまで各地の旅の思い出、
生前関心のあった食べもののこと。
急逝により「週刊文春」連載最後の作品となった「クラシック」など、
名エッセイの数々を収録。
日々の暮らしを愛し、好奇心旺盛に生きた著者の
溢れるような思いが紡がれた稀有な作品集。
みんなの感想まとめ
多様なテーマを扱ったエッセイ集で、著者のユーモアと鋭い観察力が光ります。週刊文春などに連載されていた作品をまとめた本書は、テレビドラマ、食べ物、旅などの章に分かれており、それぞれのエピソードが生き生き...
感想・レビュー・書評
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「週刊文春」連載に加え、様々な雑誌等に発表したエッセイをまとめた一冊。歯切れのよい語り、ユーモア、そして見事なオチ。些細な出来事なのに飽きずに読ませる腕、さすがである。
テレビドラマ、食べもの、旅、と大まかな項目に分かれてはいても発表媒体がバラバラゆえ、ちょっとまとまりのない印象もあるが…外出先で本書を読むことが多かったので、かえって雑多で短めの文章が読みやすくてよかった。
昭和のテレビ事情、小料理屋「ままや」の開店事情、色々と興味深く読んだが、とりわけインパクト強かったのは旅行記。アフリカ、モロッコ、アマゾン等ちょっとワイルドな土地でのエピソードは、色々と考えさせられた。
全編を通して、見るもの聞くもの感じるもの、全てを楽しむ向田さんの姿が眩しいなと思った。向田作品、読めば読むほど、ハマる。生き生きと描かれる昭和という時代が懐かしく、もっともっと、向田さんの世界観に浸りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
向田邦子のかいたドラマは見たことがないが、エッセイの数々楽しく読むことが出来ました。さすがにドラマにまつわる話は「へー」くらいでしたが…。
時代もありなかなか分かりきらない事もあるが、「女の人差し指」の括りの話は今でも十分に面白いです。向田邦子は食いしん坊ということで、食べ物に関しての描写は生き生きしています。読んでてお腹が空きます。岐阜と沖縄に行きたくなった。 -
テレビドラマの章は脚本家としての仕事の話が主で興味深く読んだ。特に「ホームドラマの嘘」は書いている時なにか思う所が余程あったのかなと想像するぐらい。脚本家として頭を抱えることや、視聴者に切実に訴える話が主で思わず笑ってしまった。驚いたのはこの時代でもテレビで使用してはいけない不適切な言葉があったことだ。なんでもおおらかで済ませる時代だと思っていたが、今がもっと厳しいのか。時代の流れによる言葉の難しさをこの時すでに話していたのが驚き。
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仕事、食、旅など生涯を通じて時間を捧げたものに関わるエッセイ集。テレビドラマ視聴者の苦情に対する考えは、現在でも受け入れるべき内容。表現者としての確固たる自信は尊敬に値する。
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2024.08.02
私の直感ですが、向田先生と阿川佐和子先生のエッセイの調子って似通ったところないですかねえ。両方とも良い意味で食いしん坊だからそう感じるだけで文体とかは違うのかなあ。 -
何度も繰り返し出てくる「昭和1桁生まれ」という言葉が新鮮。00生まれ的なやつが昭和にもあったんやな。
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エッセイ集。エッセイ集を何冊か読みにつれ、向田邦子という人のものの見方や感じ方が、少しずつ伝わってくる。
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「向田邦子」のエッセイ集『女の人差し指』を読みました。
『思い出トランプ』に続き「向田邦子」作品です。
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没後30年。
達人の絶筆エッセイ。
絶筆となった週刊文春連載他、放送作家として関わったテレビのこと、生前、関心のあった食べもの・旅などを纏めた達人のエッセイ集。
ドラマ脚本家デビューのきっかけを綴った話、妹と営んだ小料理屋「ままや」の開店模様、人間町からアフリカまで各地の旅の思い出、急逝により『週刊文春』連載最後の作品となった『クラシック』等、名エッセイの数々を収録。
日々の暮しを愛し、好奇心旺盛に生きた著者の溢れるような思いが紡がれた作品集。
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「向田邦子」のエッセイは約3年前に読んだ『夜中の薔薇』以来ですが、いつもながら、構成力や表現力、そしてネーミングの秀逸さに感心してしまいますね。
以下の4つのカテゴリで構成されています。
■女の人差し指
・チャンバラ
・蜘蛛の巣
・昆布石鹸
・動物ベル ほか
■テレビドラマ
・ライター泣かせ
・ホームドラマの嘘
・テレビドラマの茶の間
・名附け親 ほか
■食べもの
・板前志願
・思いもうけて……
・こまやかな野草の味
・「ままや」繁昌記 ほか
■旅
・二十八日間世界食いしんぼ旅行
・わたしのアフリカ初体験
・人形町に江戸の名残を訪れて
・でこ書きするな ほか
■解説 北川信
「向田邦子」のエッセイって、何とも言えない魅力があり、夢中になって読んじゃいましたね。
印象に残った内容を少し記しておきます。
『セーラー服』は「学生服は陸軍、セーラー服は海軍の服である。学生に軍服を着せる習慣は、いつ頃、どうして生まれたのだろうか。」という言葉で終わっているのですが、、、
ホント、そうですよねぇ… 最近はブレザーの学校も増えましたが、元々は軍隊式の制服だったんですよね。
新たな気付きでした。
『ホームドラマの嘘』での「大きな嘘のつける人は政治家におなりなさい。小さな嘘のうまい人はホームドラマをお書きなさい。」という言葉、、、
政治家の不祥事が報道されるたびに思い出しそうな言葉です。
『家族熱』での電話での聞き間違い、、、
『遺伝の東』≠『エデンの東』
『ゼームス・デン』≠『ジェームス・ディーン』
『悪党部落』≠『アクト・オブ・ラブ』
思わず笑いっちゃいました。
『モンロー・安保・スーダラ節』で紹介される編集部デスクからのアドバイス「ビジュアル(視覚的)な文章を書いて下さい。」という言葉、、、
まさに「向田邦子」作品を評価するに相応しい言葉… 「向田邦子」作品は、この言葉を実現しちゃっていますよね。
『食べもの』に収録されているエッセイを読んでいると涎が出そうになるし、
『旅』に収録されているエッセイを読んでいるとその土地へ行ってみたくなりますもんねぇ。
愉しく読めました。 -
思わずふふふ、と笑ってしまう話がたくさん。
読みやすかった。 -
向田邦子さんのエッセイ集。テレビの脚本家として活躍をされていた頃のお話、世界各地、日本の各地へと旅をされたことなどが、書かれています。
子供の頃みていたテレビのホームドラマでの茶の間、今とはかなり違ってますが、暖かく、味わいがありますね。サザエさんや、ドリフターズのコントでも、そうでした。向田邦子さんのエッセイには、こんな昭和の時代の暖かさがありますね。 -
2020年4月28日読了。電子図書館で借りた。
読むのに時間がかかった。
これはお酒を飲みながらとか、旅先とか、ゆったりと時間を楽しみながら読むエッセイなのかも。家でただ読んでいると、なかなか進まなかった。でもおもしろかった。 -
エッセイ集。『父の詫び状』や『男どき女どき』と比べるとやや日本語の品が落ちているような感あり。他に比べざっくばらんで氏の人となりが出ているということか。
著者プロフィール
向田邦子の作品
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