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- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167278168
作品紹介・あらすじ
犯罪者として警察に追われる放蕩息子の身を案じ、別れた妻の家を訪れた男が見たものは睡眠薬の小瓶、大型の電気鋸、そして二つの大きなダンボール箱。一体なにが起こったのか、そしてあの箱の中身は…。表題作ほか、選りすぐりのホラー小説全十篇。
感想・レビュー・書評
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解説にもあるが、ミステリー好きからすると「箱-筺-匣」(はこ)というと開けずにはいられないような衝動があると思う。
この10編の短編集は全てが小さな箱のようなもので、一つ、また一つと開けていくのが辞められなくなる(次から次へと読まずにいられなくなる)ものでした。
物凄く怖い-理解が難しいというものはなく、どちらかというと世にも奇妙な物語のように「雰囲気ホラー」なイメージを受けました。
だからこそ、自分が主人公になったかのように、作品の世界に入り込んでいけたと思う。
ガツンと読み応えのあるものではないが、頭の片隅にいつまでも残る。そんな印象を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間軸系のお話が多い短編集。泣けるお話がありました。
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[加納朋子さんが解説を書いている]
解説 加納朋子 -
短編集。ブラックジョークとちょっぴり怖い要素が満載。全10話。
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