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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167278250
みんなの感想まとめ
多様なテーマが織り交ぜられた9つの短編集は、読者を独特の雰囲気と不思議な体験で包み込みます。作品の中には、死体が埋められた絵や、夢と現実の境界が曖昧な物語が含まれ、読者は迷宮のようなストーリーに導かれ...
感想・レビュー・書評
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9つの短編集。
私が鈍いためか、イマイチ理解できず、スッキリしない作品ばかりである。最も、理解しようという読み方が変なのかもしれぬ。
●2023年5月18日、追記。
本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
死体が埋めてあるというカシニョールの絵。黄色い沼地を描いた芥川の小説。「真珠貝で穴を掘り」死体を埋める漱石の『夢十夜』…。落と葉の積もる秋の夜、深い穴に飛びこんだ女を置き去りにしたのは現実だったのか、ただの夢か、もしかして昔読んだ物語の記憶なのか?森と死体をめぐる表題作ほか九つの短篇。
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☆
修善寺にて
ロゴスを探して
昨日の花
神々は笑う
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死体が埋めてあるというカシニョールの絵。黄色い沼地を描いた芥川の小説。「真珠貝で穴を掘り」死体を埋める漱石の『夢十夜』…。落と葉の積もる秋の夜、深い穴に飛びこんだ女を置き去りにしたのは現実だったのか、ただの夢か、もしかして昔読んだ物語の記憶なのか?森と死体をめぐる表題作ほか九つの短篇。(背表紙)
薔薇配達人
白い顔
修善寺にて
カルメンお艶
学校が危ない
遠い贈り物
ロゴスを捜して
昨日の花
神々は笑う
ストーリーの迷宮 -
久々に阿刀田氏の本を読んだけれど、やっぱり好きだなぁと思った。
起承転結のもっていき方が好み。『薔薇配達人』『ロゴスを捜して』が印象に残った。 -
この人の書くものを去年から読んでいるけど、「これぞインテリ」って感じがする。
この作品は短編集なんだけど、どれも世界の名著とかを下敷きにして、そのストーリーや思想をなぞる形で作品が構成されている。
で、その名著の解釈なんかも登場人物にさせたりしていて、読んでいるうちに「これは小説なのか、随筆なのか」よくわからなくなってくる。おそらくそれも計算のうちなのだろう。
わかりやすい文章と、幅広い知識に裏打ちされた確かな構成力で読者を魅了してくる。 -
死体が埋めてあるというカシニョールの絵。黄色い沼地を描いた芥川の小説。「真珠貝で穴を掘り」死体を埋める漱石の『夢十夜』・・・。落と葉の積もる秋の夜、深い穴に飛びこんだ女を置き去りにしたのは現実だったのか、ただの夢か、もしかして昔読んだ物語の記憶なのか?森と死体をめぐる表題作ほか九つの短篇。
(「BOOK」データベースより)
不思議な短編集だった。
阿刀田氏の文体は好きだ。なんとなく懐かしさを誘うというか、温もりがあるというか・・・。この短編集は、その文体が功を奏しているのかもしれない。現実なのか、虚構なのか、エッセイなのか、小説なのか、読んでいるうちによくわからなくなる。
数ある他の著名作品を引用しては、物語を綴っていく。その元の文学を知らないのであまり理解できてはいないけれど、それでも惹き付けられて読み進めていった。
「ストーリーの迷宮」というタイトルはピッタリだ。まさに迷宮に入り込んだような気分。私は何を読んでいたんだろう。どんな物語を・・・。その物語たちに出てきた人々はどこへいってしまったんだろう。不思議な気分を味わいながら、本を閉じた。 -
(2010-04-03L)
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阿刀田さんならではの作品。タイトルの妙も拍手。
名作を下敷きにし、パラレルで別の物語が進行したりしていて、実に面白い。
一気読み。 -
死体が埋めてあるというカシニョールの絵。黄色い沼地を描いた芥川の小説。「真珠貝で穴を掘り」死体を埋める漱石の『夢十夜』…。落と葉の積もる秋の夜、深い穴に飛びこんだ女を置き去りにしたのは現実だったのか、ただの夢か、もしかして昔読んだ物語の記憶なのか?森と死体をめぐる表題作ほか九つの短篇。
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