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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167281052
感想・レビュー・書評
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挑戦的作家、丸山健二さんのエッセイ集。「田舎暮らし」についての執筆が多い印象のある著者だが、本書はそれだけにとどまらず幅広い丸山節が聞ける。特に単車についてのエピソードなど著者の新たな側面を見ることができた。
とにかく常識に対して鋭い牙を向けている著者のような思想は、多くの人間からは怒涛の罵声を浴びることは間違いないが、ツボに入った人達にとってこれほど痛快な論調はないだろう。丸山さんのようなタイプの人の文章を読んでいると、キレイゴトしか語らない人物への軽蔑が加速する。
こうした考え方は少数であることに価値があるのかもしれない。それ故か著者本人も自らの思想を普及させるということよりも、自分の主張を邪魔しないでほしいという願望のほうが強いように感じる。
周囲から多くの非難を受けながら孤立し「自分は本当にこの世界で生きることはできないのではないか」といった絶望が襲ってきたとき、本書は干上がった精神に非常に有効な福音となる。ただ、ときどき読者自身に対してのキツイ一言を喰らうこともあるので油断は禁物。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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