桔梗の旗風 下 (文春文庫 282-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167282059

感想・レビュー・書評

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  • 本能寺は怨念説。オーソドックスです。
    それはいいのだけど、途中で変えた気がするなあ。
    信長の性格がエスカレートしている。
    千草や可児才蔵の伏線も未消化だし。
    要求水準が高いので、見方が厳しいかもしれない。筆は流麗で、すらすら読めます。面白くないわけじゃないのだけど、南條範夫だったら、もっとどろどろにしてくれよ、と思う。

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著者プロフィール

明治四十一年(一九〇八年)、東京・銀座に生まれる。代々医師の家の生まれ、東京大学法学部、経済学部を卒業。小説家のほかに経済学者の顔を持ち、長く大学で経済学の教鞭をとる。昭和三十一年「燈台鬼」で第三十五回直木賞を受賞。一躍人気作家となり、時代小説、歴史小説を執筆するようになる。デビュー作『出べそ物語』、『子守の殿』(オール読物新人賞)『細香日記』で吉川英治文学賞を受賞。人気シリーズとして「月形兵庫シリーズ」はよく映像化されている。昭和五十四年(一九七九年)死去。

「2023年 『傍若無人剣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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