おのれ筑前、我敗れたり (文春文庫 な 6-19)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167282196

感想・レビュー・書評

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  • 失敗と敗惨の戦国武将列伝。斎藤道三・大内義隆・滝川一益・宇喜多直家・龍造寺隆信・吉川元春・丹羽長秀・島津義弘・佐々成政・真田昌幸・石田三成・加藤嘉明という顔ぶれ。通にはたまりません(笑)

    2006.11.09読了

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  • 斎藤道三、大内義隆、滝川一益、宇喜多直家、龍造寺隆信、吉川元春、丹羽長秀、島津義弘、佐々重成政、真田昌幸、石田三成、加藤嘉明の評伝。コンパクトかつツボを押さえた評伝でした。

  • このタイトルを見たときに、羽柴筑前守秀吉に敗れた武将が出ているのかな?と思いましたが、実際には、12人もの武将が登場しています。
    しかも、羽柴秀吉に関係のない武将も出ています。

    共通しているのは、秀吉に負けた武将ではなく、活躍はしたものの最終的には敗者となってしまった武将が出ていることです。
    中には、自分ではなく、子孫が、という人もいますが。。。

    ↓ ブログです。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7fd5.html

  • 敗者となった十二将、それぞれの敗因や生き様がギュッと詰まった短編集。滝川一益に衝撃。敵討ちの機会を狙い続けた男がボケてしまった一益を前に呆然としてしまう話や『影薄れゆく一益殿』の言い伝えにしても、猛将の最後とは思えないフェードアウトぷりに驚きました。

  • 斎藤道三、滝川一益、吉川元春、宇喜多直家、丹羽長秀など全十二将、いずれ乱世に生を受けながら、天下を手中に収めえなかった者たち。なぜ彼らは敗者となったのか、明暗を分けた時はいつなのか。各々の生涯を描く時、そこに浮かび上がるのは鮮やかな「敗者の矜持」。生か死か。手に汗握る戦国・敗北の記録。

    2009.6.30読了

  • 読了。

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著者プロフィール

明治四十一年(一九〇八年)、東京・銀座に生まれる。代々医師の家の生まれ、東京大学法学部、経済学部を卒業。小説家のほかに経済学者の顔を持ち、長く大学で経済学の教鞭をとる。昭和三十一年「燈台鬼」で第三十五回直木賞を受賞。一躍人気作家となり、時代小説、歴史小説を執筆するようになる。デビュー作『出べそ物語』、『子守の殿』(オール読物新人賞)『細香日記』で吉川英治文学賞を受賞。人気シリーズとして「月形兵庫シリーズ」はよく映像化されている。昭和五十四年(一九七九年)死去。

「2023年 『傍若無人剣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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