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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167282226
感想・レビュー・書評
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ずっと昔にブックオフで購入して、積読になっていた本書を読みました。購入した当時はまだバーコードが無かった時代で、文庫本のカバーにはバーコードも本の解説もありません。ブックオフ105円のタグが貼ってあるのみ。
上巻の内容は、岩崎弥太郎の土佐藩下士としての出自と、上士の後藤象二郎に認められて出生していく様を表している。
本書の中に白瓢箪と言われている「節谷」という、女好きの美男子が出て来る。
弥太郎は、この節谷が気になって何かと節谷を脇に置いている。
節谷は物語を面白くするために作者が考え出した、架空の人物と思われる。
本書で書かれている、若い頃の岩崎弥太郎は藩の資金を使い、長崎で遊蕩三昧のろくでもない人物だったようだ。
しかし、後藤象二郎に認められて、幕末の立役者と関わって行くうちに、気を見るに敏感な弥太郎は、どんどんと私腹を肥やし、個人としての莫大な財産を築いて行く。
土佐藩の下士という底辺の身分から、明治の立役者と言われる人々と係わり、三菱財閥創始者へと成り上がって行く人物の過程を本書で読めるのは面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
節弥とかいう現代社会だったらダントツの勝ち組。
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何気なく手に取ったのですが、読み出したら面白くて止まらなくなってしまいました。岩崎弥太郎を中心に幕末の有名人が大勢登場する群像劇なのですが、狂言回しである架空の人物、三橋節弥の人物像が一風変わっていて非常に魅力的です。名前が慶安事件(由井正雪の乱)の丸橋忠弥と似ているところに愈々興味をそそられました。
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タイトルとは異なり、弥太郎を中心に据えながらも明治維新の主要人物を総合的に切り取る内容。歴史小説ながらもタッチ・内容は極めて精緻で、勉強している感覚が強い。
しかし、初期の弥太郎は全くのクソ野郎だな笑 -
2014.1.26
岩崎弥太郎の一生。弥太郎についての内容が少なく、当時の社会情勢についての記述が多い -
明治維新の岩崎弥太郎を知るならこの一冊はマスト。
また、商売人としても知っておくべきマストBOOK。 -
日本が激変する時代。沢山の豪傑たちがいたもんだ。生き方、考え方、今からは考えられないくらい大きい。岩崎弥太郎伝というにはどもう本人の事を掘り下げて欲しい。幕末の諸人物伝といった所か
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龍馬伝で興味を持ったので読んでみました。大河では狂言回し役なので、かなりコミカルな人物に設定されてますが、実際はかなりしたたかで政治的な面を持っていたようですね。三菱財閥誕生の物語として興味深く読ませてもらいました。
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幕末ものは結構読んだのだが、思えば岩崎を主人公とする本は初めてであった。この前某テレビ番組で見たのとは少々違う。坂本との接点もそんなに書かれてなかったし、テレビとは違った。テレビは坂本を英雄視しすぎなのだろう。岩崎は商人として「汚い」こともやったようだ。下巻が楽しみである。
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