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Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784167287092
みんなの感想まとめ
多様な人物たちの内面に潜む葛藤や愛憎を描き出し、歴史的な背景と人間関係を巧みに絡めた作品です。毎年お正月に読み直すほどの愛着を持つ読者も多く、読むたびに新たな発見があるといいます。特に、登場人物の描写...
感想・レビュー・書評
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毎年お正月、第一巻から読み直す、大好きな本です。
読むたびに心を動かされる場面が変わり、新しい発見があります。宮尾本、とある通り、作者の解釈が新しいけれど、私はこちらの清盛が好き。
平家、源氏、天皇家、女性たち、それぞれの登場人物誰一人として完璧な英雄として描くことなく、内面にある葛藤や愛憎、強さ弱さを描ききっているところが、本当に体温や息遣いを感じさせます。それぞれ人物に異なる品格があって、さすがです。
この本に出会えて良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦いになるまでの状況とか、戦闘の描写があっさりしていて少々物足りない。そのくせ、たくさん出てくる人物の中には「あなた誰だっけ?」に陥る人も多くて、1冊読むのにすごぉ〜く時間がかかった。続き読むのを断念しようか迷ったけど… 今、二巻目の後半です。
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とても読みやすかった。所々、登場人物が多くてごちゃごちゃになってしまったけれど歴史的な出来事をその頃の思惑や絡まる関係性と共に楽しむ事ができた。
保元の乱、平治の乱が収録されていたのでもしもっと詳しく知りたい人は読んだあとYouTubeなどの解説動画を観るのも良いと思う。 -
讀了第一卷,原則上還算不錯的作品,對於家庭和人與人之間的關係性寫得相當不錯,宗子和時子的刻畫也吉川版出色。只是,政治面的描寫就相形之下薄弱許多,例如關於信西和賴長這兩個個性鮮明的重要角色其實描寫並不多,也還不夠有個人特色,戰爭的描寫就很像參考古書來寫的感覺,略嫌可惜。不過這些本來就不是作者的強項,接下來我還是會專注在她的強項描寫裡。
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あれ、なんか、私の知ってる清盛とちがう。なんか、清い、きらきらしてる。あ、あれぇ? 保元平治の辺りは、血生臭いし、何か哀しい。
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2017_033【読了メモ】(171012)宮尾登美子『宮尾本 平家物語 一、青龍之巻』/文春文庫/978-4-16-728709-2 -
一度、平家物語を通読してみたくて、手に取りました。
清盛の出生の背景にかなり頁がさかれていて、それと当時の宮廷の権力争いやら、男女関係やらが複雑に絡んでいます。(巻末の家系図がありがたい)
戦のシーンになると、所々、とてもリズムの美しい部分があるのは、原点の影響でしょうか。
貴族社会から武家社会への移行期。清盛や平家の盛衰はその間に咲いた花なのでしょうか。 -
2015/06/28
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やはり宮尾登美子さんの文章が好きなのだと感じた。
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なかなか面白かった。
意外と清盛が情けなくて、私のイメージとは違っていて斬新だった。
宮尾さんの描く平家物語、この後どうなっていくのかとても興味深いです。 -
軍記物が苦手な私(理由はやはり心理描写が少なくて退屈してしまうから)は、国文学科に在籍しながら恥ずかしながら平家物語も読破したことがない。なので、この宮尾本も恐る恐る…一冊目はためらいながら手に取った。
しかし、そんな懸念は無用であった。清盛の幼少期から非常に緻密にその心情を追っていて、あっという間にその世界に夢中になった。学生時代、演習で平家物語を読んだが、その時の印象と言えば合戦の描写にうるさいほど出てくる「赤地の錦の直垂に唐綾縅の鎧着て」という件のみであった。(○○先生ごめんなさい…。ちなみにこの○○先生の名前があとがきに突如出てきてびっくりした。)
作者自身は清盛の妻時子が一番好きだと言っているようだが、私はラストの印象が強いせいか、治部卿局明子が最も共感できた。それにひきかえ後白河法皇という人は…。尊い身分の人にこう言ってはなんだが、この悲劇の裏にはこの人の保身や翻意が大いに作用しているような気がしてならない。語りの部分でたまに法皇に上品に突っ込みを入れているのが個人的には好き。 -
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まず第一巻読み終えました。
大河ドラマがきっかけですが、宮尾登美子さんホントに読みやすい。
第一巻の終わりは平治の乱が終息したところでちょうどドラマと同じぐらい。
これから平家物語が先行するのでドラマももっと見やすくなりそうで楽しみ。 -
大河物語に触発された。
2)以降は源氏の逆襲だから読まんかも。
有名だから。
源氏の髭きりの太刀はまだあるんだねー。
http://ja.wikipedia.org/wiki/髭切 -
大河ドラマを欠かさず視聴しつつ、関連本に触れる楽しみ(^o^)
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・平家物語と源氏物語との違い
・宮尾本の特徴
あとがきき書かれた二点になるほど。
最初に宮尾本選んでよかった。 -
平家物語を一通り読んでみたくて読み始めた。
小説なので読みやすい。
前半は清盛の出生に関わる話が主。この小説の清盛は大河の清盛くんよりだいぶ素直でなんかカワイイ。
後半は戦が始まってなんだか軍記物のような趣きになり、テンポよく進む。
時間軸が多少前後する時があるのが少し気になる。戦に敗れた側のことが丁寧に書かれていて、その壮絶さ、悲惨さがよくわかる。
登場人物のキャラ付けは、肝っ玉な平時子、荒武者ぶりを発揮する源為朝、悪源太義平が個人的にはお気に入り。
大河に比べると鳥羽院、後白河院の影がちょっと薄い気がする(大河の方が濃すぎるのかも・・?)。 -
女性が書いた小説だなあと。
視線がやさしい、やわらかい。
まっすぐでやさしい男、清盛の物語でした。 -
宮尾登美子さんの平家物語の第一巻。
平清盛くんが白河上皇の御落胤ということで描かれている。
この段階では心優しく、しかし弱い部分を持った人物に描かれている。
継母の池禅尼が嫌な人(笑)
平治の乱が終わって清盛くんが正三位を賜り、武士として初めて公卿の列につらなるまで。
登場人物が多いのでしっかり読もうとすると話の内容の割にはけっこう大変かも…。 -
ブログにも書いたが、源氏の物語は何種類か読んだが、平家は「恨めしや~」系?と言う勘違いからほとんど読んだことがなかった。
しかし、今回読んでみて、源頼朝との絡みなど、歴史がつながった。
宮尾平家物語は、少なくともNHKの平清盛よりはダンディーで、魅力的に描かれていると思う。 -
平治の乱まで。近親相姦、寝取られ、衆道・・平安時代の乱れっぷりはんぱないw
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平家の栄枯盛衰を描いた娯楽歴史小説。
次の大河の原作であり、堅い内容ではないということで新幹線で帰阪の際にでも読もうと気軽に手に取った一冊。
何ぶん平安時代については、「源氏物語」「平家」「枕草子」程度の貧困なボキャブラリーと知識しか持ち合わせていないため、ストーリーはともかく、平安王朝の複雑な家系図と摂関一族との関係性についての理解する一助となったのは間違いない。
小説の中では、清盛の成長を一つの時間軸に、天皇家のあれこれが描かれている。そして後半に、平治の乱、保元の乱、源平の因縁の起こり、などがドラマ仕立て?でかかれていた。
この時代の醜いところは、親戚縁者入り乱れての怨恨沙汰だろう。親を討つ、子を討つだなんて、考えにも至らないようなことが出てきて驚き、気分を害した。
兄弟同士の喧嘩はいつの時代も多かろうが・・・。
平清盛なる人の人物像については、おそらく著者の妄想であろうから、とりあえず全巻読み終えたら、より史実に近い人物像について資料なり小説なりを読もうと思う。
もし自分が高校時代に日本史を選択していたとして、その時代の自分にアドバイスするならば、教科書が次の単元に入る前に、一つライトなその時代をテーマにした時代小説を読ませるだろう。
たとえば清盛、頼朝なり、生きた人間のイメージができ、その人物に関心を持った上で、時代背景や衣装、文化、学問、彫刻、政治、経済等々、「何故」そうなったか、そうしたかといった疑問を持って教科書を読めばまた違った見方ができるだろうからだ。
教師の仕事が、ある器に知識を詰め込むのではなく、学ぶ動機を作り、本人が器を満たすよう仕向けることなのであれば。
私がこういうことを書くのも、自分自身の歴史の授業体験というのが、例えるなら、膨大な遺跡群を急ぎ足でまわる弾丸ツアーのようなものであり、ちょっと不満が残っているからだ。
歴史的出来事やその因果関係についての体系的な知識が頭に入っていない。司馬遼太郎の「この国のかたち」を読んで以降、特にそう思う。
あと、彼は歴史の父だなーと。
こんなに歴史を愛し、かつ独自の視点で、広く世界史のマクロの目を持ちながら日本史についてこんなに深く語れる人。
ほんと、世界に紹介したい日本の偉人だね。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
宮尾登美子の作品
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