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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167306045
感想・レビュー・書評
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評論家・山本七平のエッセイ集です。
著者の立場は、基本的には保守に分類されることになるのでしょうが、本書はそうした著者の立場から見て「あたりまえ」に思えることが、なぜ世間で通らないのかを論じた本です。要するに、戦後日本のマルクス主義や市民社会的道徳の、イデオロギー批判になっています。
個人的には、事柄そのものをまっすぐに論じるようなスタイルに好感を持っているので、相手陣営のイデオロギー暴露という形で議論が展開される本書は、正直に言ってあまり好きになれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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