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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167309282
みんなの感想まとめ
深いテーマを持つ本作は、著者のデビュー作でありながら、すでに彼の独特な筆致が感じられます。海外ミステリー愛好者には特に魅力的で、物語は決して明るくはないものの、後期の作品とは異なる趣を持っています。冤...
感想・レビュー・書評
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本当に久しぶりに、トマス.H.クックを読んだ。海外ミステリーが好きなのであるが、クックは、その中でも、トップクラスに好きな作家であった。
本書は、クックのデビュー作。私がクックで主に読んでいたのは、後期の作品だったので、このデビュー作と後期の作品では、趣が随分違うのだな、と感じた。私が好んで読んでいた、クックの後期の作品は、全体的に、静謐で暗いトーンの文章とストーリーが物語の最初から最後まで続く。最後には悲劇的なエピソードが待ち受けている強い予感を感じさせ、そして、その通りの結末を迎える。そのようなイメージを持っていた。
このデビュー作も、決して明るい話ではないけれども、後期の作品に多く見られるパターンは、まだ表れていない。
まぁ、それでも、久しぶりのクックは面白かった。しばらく、続けて読むかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デビュー作。しかし、クックらしい筆致は感じられる。当時はサイコものと言う認識だったらしい。そうかしらねえ。
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如何ともし難い不条理さ。やるせない。
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遣り切れない事件の終末。
冤罪がどうして起こるのか 分かる気が・・・ -
巨匠クックのデビュー作。
主人公は引退間近の刑事。その孤独な捜査行の果てがなんとも悲しい。
後の記憶4部作で「化けた」といわれる作者だが、本作も十分面白い。
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