二遊間の恋 大リーグ・ドレフュス事件 (文春文庫 レ-2-1)

  • 文藝春秋 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167309473

みんなの感想まとめ

テーマは、スポーツの世界における愛と葛藤です。スタープレーヤーの遊撃手とチームの二塁手との関係が描かれ、特にマッチョな環境でのゲイであることの難しさがリアルに表現されています。物語は、選手の夢である殿...

感想・レビュー・書評

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  • 思ったよりもずっと純愛だった。
    しっとりとした情緒のようなものはないけれど、たまに出てくるストレートな愛の表現がぐっとくる。
    登場人物たちも、皆いいキャラを持っていた。

    特にランディの妻スージーがいい。美人で、まっすぐにランディを愛している素晴らしい女性。
    単純に妻を嫌な女性と描かず、魅力的なひとりの人物として書いたからこそ、ランディの「チョコレートかバニラを好きになるようなもの」というたとえが説得力を帯びてくる。
    ランディも決して完璧な男というわけではないんだけど、恋人のDJの言葉にうっかり感動して涙してしまうようなところがあって、確かについ愛したくなるような眩しい魅力がある。

    嫌な気持ちになることがなく、読み進められた。
    とても爽やかなラブストーリーだと思う。

  • 時代は感じるがおもしろい、訳も生活感の描写など魅力的だ

  • 2022/05/20-05/27

  • まさか?のゲイ物でびっくりした。白人と黒人の、しかも野球やってるのに、チームメイトでゲイという、あらゆる争いの要素が含んだ関係を突き抜けて描いたことに驚く。彼ららしい正義とか、無知とか、とても異国の人である私から見たらアメリカらしさがいっぱい詰まっていた。ただの銅板にすぎない、というのは激しく同意、野球はファウルラインの内側で行われる(みたいな)ことにも同意。でも野球よりもフットボールのほうが威厳は高いのでは?と思ったりも。重いテーマを剛速球ど真ん中に決めてくるあたり、アメリカだなあ、と。

  • 有名なメジャー舞台の同性愛小説。
    久しぶりに再読。

    何度読んでも野球好き腐女子にはたまらんものがありますw
    一応一般作だけど、下手なBL小説より来る……。

    二遊間と言うと、どうしても某2球団の二遊間が浮かんでしまう私は最低の野球ファンです。
    一方はアライバね。もう一方は秘密www(苦笑)

  • おもしろくって一気読み。主人公ランディの動揺やもやもやが可愛くて仕方ない。諸処ファン…タジー…?も感じたけど記者ゾラの弾劾記事には感動。とにかくランディが超かわいい。おもーい小説を読んだあとに最適。

  • メジャーリーグを舞台にした恋愛モノ
    タイトルで察せられるでしょうが、男同士の恋愛モノです
    アメリカ・同性愛・プロスポーツと結構タブー的な要素を含んでます
    偏見がなければ、普通に恋愛小説として楽しめます
    偏見があれば、、、洋書ですので、よくこの題材で書けたなぁ〜と思いながら読んで下さい

  • メジャーリーガーのチームメイト、二遊間の恋。DJピケットがめちゃめちゃ大人でカッコイイ。ハッピーな大人のメルヘン、みたいな。

  • 今年初めて本を読んでないた作品。
    ものすごくよかった。
    ゲイを扱った作品なんだけど、心情を深く書いてあって読んでいてとても入り込めた。
    感情豊かなランディとは逆にクールなDJのランディに対する愛情の深さの描写シーンがものすごくぐっと来ました。

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