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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167309770
感想・レビュー・書評
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面白い。5000年前の遺体が氷河から現れた、男は弓矢を持ち防寒具を着てその雪山で何をしていたのか。非常に興味をひく内容だが、現時点で20年近く前の書籍ということもあり、現在の見解とは間違った部分も多くあるのかもしれない。ざっと読み、ますます興味を惹かれた。引き続き、追っていきたい。
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今から20数年前、アルプスの標高3,210メートル地点の氷河の中から、なんと5000年前に亡くなった男性のミイラがほぼ完全体で発見された。
著者は遺体収容から解剖、遺物の調査まで一貫して関わった考古学者。
著者を始め、様々な専門家による懸命な調査によって次第に明らかになるミイラの正体。
いったい彼は何者で、どこから来てどこへ向かおうとしていたのか?
そして、なぜこのような高地でその生涯を終えることになったのか?
掻き立てられる太古のロマン。
そして、わずかな遺物から気の遠くなるような検証作業から仮説を立て、謎を明らかにして行く考古学の偉大さにただただ頭が下がる思いだ。 -
西暦7000年。人間はどうなっているでしょうか?
頭と目だけが異様に大きくなっているでしょうか。
それともとっくに滅び、全く知らない生物が地球を跋扈しているでしょうか。
でも、案外、今と大して変わらない生活をしているかも知れません。
1991年9月オーストリア。
アルプス登山帰りのドイツ人夫婦が融け始めた氷河表面に人間のミイラを発見しました。
この年は遭難して氷河に閉じ込められた氷河遺体が6体も発見されていたそうです。
遺体の付近には手袋、革の靴、斧、ナイフなどがあり、背中には入れ墨がありました。
彼は、“携帯品の様子から数十年前の遭難者”と思われました。
ところが調査が進むにつれて、大変なことが判りました。
彼はなんと、5000年前の新石器時代の人間だったのです。
しかも彼は行き倒れだったので、身の回り品と一緒にほぼ完全な状態で凍結保存されたのです。正に“世紀”の大発見でした。
作りかけの弓矢、鞘に収められた短剣、木製のリュックサック、牛皮製ウェストポーチに入った発火道具。さらに帽子、上着、腰巻、マント、入れ墨までが残っていました。
筆者は警察捜査さながらに、大胆にも彼の「最後の日々」を再現ドラマ化してみせます。
他部族に故郷の村を追われ命からがらアルプス山中に逃げ込み行き倒れたと推理しました。
これもほぼ完全な状態で発見されたからできたことでしょう。
こうして5000年前の男の様子を知るにつれ思うのは、今と大して変わらないもんだなということです。
ひょっとしたら人間の進化というものがはるか昔に終わっているのかも知れません。
古代ローマだかの文書に「今の若いものは…」とあったそうですしね。
そう考えると、はるか5000年後の世界も案外、今と変わらぬ世界だろうと思えてきます。前後1万年の悠久のときに想いを馳せて、そんなことを考えた一冊でした。
本書は発掘、調査した考古学者本人による調査レポートです。 -
未読。Rがなんか借りてきて、というので借りた。テレビで最近みたけど、こんなに前の本だったんだね。結構衝撃的なテレビ内容だったと思うので、読むのが楽しみ。
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面白かった。ミイラ自体よりはミイラの持ち物(衣服など)にとても興味を引かれた。
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http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4167309777
── シュピンドラー/畔上 司・訳《5000年前の男 ~
解明された凍結ミイラの謎 19980110 文春文庫》
<PRE>
♂エッツィ“アイスマン”“凍結ミイラ”
Ötzi BC-32‥‥‥ Egypt Italy BC-31‥‥‥ 4, /19910919 遺体発見
Spindler, Konrad 19390620 Leipzig 20050417 65 /インスブルック大学教授
</PRE>
…… アルプスの氷河から発見された世界最古の冷凍ミイラ“アイスマン”。
5000年前の人体、着衣、道具類が氷漬けで保存されていたため、文字の
無い当時の暮らしぶりを知る極めて重要な手がかりが詰まった、いわば
人類の至宝。このアイスマンを完全解凍する画期的な調査が、ついに始
まった。体内からサンプルを採取、世界中の研究者が分析する。この
アイスマンの解凍・調査にカメラが密着。人類史上類のない壮大な謎解
きを堪能する。語り;糸井 羊司
── 《ETV特集 アイスマン ~ 5000年前の男は語る ~ 20130419 24:45-25:45 NHK》
(20091203)(20130420)
…… 20年前にアルプスで発見された世界最古の冷凍ミイラ“アイス
マン”が初めて完全解凍され、徹底調査されることになった。脳、内臓、
骨など150点近いサンプルを採取し世界中の研究者が分析。5000
年前の謎を次々と解き明かしてゆく。有史以前の暮らしを知る鍵が詰ま
った超一級の文化遺産は、私たちに何を語りかけるのか…?
この解凍・調査に密着し、分析から得られる最新の知見を紹介する。
完全解凍! アイスマン ~ 5000年前の男は語る ~
── 《NHKスペシャル 20140105 03:20-04:10 NHK》
人類史を塗り替えるような新たな発見が続々と…。
ナビゲーター;阿部 寛,語り;小林 千恵
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4167309777
https://twitter.com/awalibrary/status/419547171432587264
(20140105)
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内容(「BOOK」データベースより)
1991年、オーストリアとイタリアの国境近く、標高3210メートルの地点で、凍結したミイラが完全な形で発見された。紀元前3300年頃の男性で、携帯品や服の断片からも興味深い事実が明らかになっていく。いったい「彼」はどこから来て、何をしようとしていたのか?推理小説を読むような謎解きの面白さが横溢する壮大な古代ドラマ。 -
家にあったので読みました。
これを読んでからとてもミイラに興味を持つようになりました。
でも私が死んだら火葬してほしいなあ。 -
本当は単行本のほうを買ったのだけど、そっちは写真がないのでこっちで登録。中学校の図書館に『アイスマン』という本があったのを覚えている。そのときは気になったものの、少し恐ろしかったので読まなかった。それから数年間、この事件のことは思い出さずに生きてきたのだけれど、先日BOOKOFFでこの本を発見。早速購入。『アイスマン』のほうはどんな人が書いたのか知らないが、この本はこのミイラの調査の中心人物である考古学者によるものだから、まあ公式みたいな。5000年前。信じかたいほど昔に生きていた男の生活が、鮮やかに描き出される。小・中学時代には歴史学や考古学(違いがわからなかった)に憧れていたのを思いだす。それから翻訳がうまいんじゃないかなあ。ドイツ語は知らないけど、全く不自然な感じがなかったような。それからヨーロッパの湿原について。指輪物語とかにでてくる湿原の恐ろしさというのは、こういうことなんだなあと分かった。それから、アウストラロピテクスのルーシーはビートルズのLUCY IN THE SKY WITH DIAMONDSに由来するって書いてあって、本当かよと思ったけど、どうやら本当のようだ。
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彼の職業は何だったのか?
/アウトサイダー
/シャーマン
/鉱山関係者
/商人
/狩人
/農民
/ヒツジ飼い。
5千年という時を超えて、ヨーロッパ・アルプスで発見された遺体について、考古学者が推理を進めていく。共に発見された携帯品や服装などあらゆる物的証拠を一つ一つ吟味しながら。そして彼の「最後の日々」までを見事に描き出す。
考古学なんて地味で実りのない、つまらない分野と思っていた、そんな概念を見事に吹き飛ばしてくれます。そう、研究って、こんなに面白いものなんだって。それは、なにより、この作者自身がわくわくしながら研究に没頭している、その姿がありありと想像できるから。
未知のものに挑戦する楽しさ、それを十分に伝えてくれる一冊です。
これを読めば、きっと考古学者になりたい、と思う人が増えるはず!!!
ただ残念なのは、これを読むのが遅すぎた、という事。愛知万博に彼、「アイスマン」が来ていたなんて・・・
どうしても見たい!と思ったら、今はイタリア北部の南チロル考古学博物館まで行かなければなりません。。。 -
一九九一年、アルプス山中で凍結ミイラが発見されたのはご存知ですか?標高3210メートルの地点で、凍結したミイラが完全な形で発見されたんですね。ちょっと考えただけでもスゴイですよ。紀元前3300年頃の男性で、携帯品や服の断片からも興味深い事実が明らかになっていくわけ。いったい「彼」はどこから来て、何をしようとしていたのか?推理小説を読むような謎解きの面白さが壮大な古代ドラマとなっています。発見時の写真、びっくりします!後日談もあり、この本に登場する人々、謎の死を遂げてるそうです、、、
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アルプスの氷河から発見されたミイラ化した死体。それは、どうみても登山者ではなかった。いったい、いつの時代の死体なのか?進んでいく調査によって、それは五千年の間、氷河で眠っていた死体だと判明する。5千年前の人間は、何を食べてどんな生活をしていたのか?どうして彼は死んだのか?事実は小説よりも奇なり、を地でいくノンフィクションです。安手のミステリーよりも、よっぽど興味深い、研究報告書です。
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山の中で遺体が見つかった。昔の遭難者かと思ったら、5000年前の人だった・・・。発見の経緯、遺体の調査方法やそこから明らかにされる事柄、これまでこの遺体が損傷せずにいられた理由、そして発見後の保存方法。なんだか医療ミステリの様にどきどきしながら読んだ。科学の力で様々な事が明らかになってゆき、読みだすと止まらないタイプの本。
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紀元前3300年頃に生きていた男性の氷結ミイラが発見された。DNA鑑定では、彼の子孫がヨーロッパに何人もいたという。
このミイラから色々なしらざれる事実がいろいろ浮かび上がってくる課程は、下手な推理小説よりスリリング
畔上司の作品
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