レーニンをミイラにした男 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2000年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167309947

みんなの感想まとめ

政治的思惑と科学の交差点を描いた作品は、レーニンの遺体を巡る物語を通じて、共産主義の歴史やその影響を深く考察させます。著者はレーニン廟に関わった科学者の視点から、レーニンのミイラ化のプロセスやその背景...

感想・レビュー・書評

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  • ベトナムに行った時、ホーチミン廟で初めて見たのが読むきっかけになった。共産国の政治的な思惑と、科学を駆使して死体の永久保存ができるという点に興味が湧く。

  • 「レーニンをミイラにした男」の息子さんの回顧録です。

  • レーニンが死の間際まで怖れたスターリンとトロツキーによる後継争いと党内分裂。しかしスターリンはその遺体の防腐処理による永久保存を主張し、ライバルであるトロツキーを分派活動のかどで追い落とし、個人崇拝の手段としてレーニンを死後も利用した。レーニンの遺体を巡る話なのだが、暗殺、謀略、粛清、専制の限りを尽くすスターリンという人間が心底怖い。フルシチョフによる秘密報告までの9年間は彼の遺体もレーニンと伴にあった。同様の遺体処理はベトナムのホーチミンや北朝鮮の金日成にも施された。それに携わった化学者の驚愕の手記。

  • オジイチャンの回顧録って感じ

  • モスクワにレーニンのミイラがある、というのは知っていた。でもなぜ?と思って読んでみた。この本では、遺体の保存を手掛けた親子の物語と、保存技術について、そして当時のロシアの様子が描かれており、私にとっては全くと言っていい程馴染みのなかった国を、少しではあるが知ることが出来たと思う。現在、この遺体保存技術がビジネスとして成立しているという章には驚いた。

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