薩南示現流 (文春文庫 つ-4-4)

  • 文藝春秋 (1986年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167314040

みんなの感想まとめ

剣術の魅力とその歴史が丹念に描かれた作品で、特に剣戟シーンの迫力が印象的です。著者が自ら有段者である示現流を語ることで、実践的な剣法の真髄が伝わります。作品は江戸から明治初期にかけての剣術の進化を追い...

感想・レビュー・書評

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  • 感想を書こうとして驚きました。5年前の同時期に同じ様な理由で再読してますね。すっかり忘れてたけど。。。
    ただ、今度の方が少し印象は良かったようで、星3つ。理由はやはり剣戟シーンの迫力ですね。もともと、示現流というのが「受け」の型の無い、攻撃、それも技巧ではなく太刀行きの早さ一本で勝負する実践剣法。それを自ら有段者である津本さんが語るのですから妙に迫力があります。もっとも、それしかないよね、と言ってしまえばそれだけなのですが。
    ===========
    01-31〜2001/06/05〜☆☆
    津本陽が時代劇に進んできて、最初の数編は続けざまに面白く読んだ記憶がある。以後、どうもこの人の題のつけ方と波長が合うのか、書店で見つけるとついつい手を出してしまう。しかし、買ってはは見たもののどの作品にも失望させられ続けている。
    久しぶりに初期の作品でも読んでみようかと本棚で見つけたのがこの作品。津本陽の本領であった剣豪小説の一種で、まあまあ読ませてもらえた。でも、それだけの作品でした。

  • 薩摩藩御流儀示現流・・・江戸から明治初期にかけての実戦最強の剣術ではないでしょうか。

    今年1月に鹿児島へ行った際に、今も現役の稽古場として残っている示現流道場に伺いました(実は2回目なのですが・・・)。
    実際の稽古を見て、併設の資料館で勉強して、そこに紹介してあったのが本書です。

    三間を一息二歩半で踏み込む速さ、一撃必殺の強い打ち込み・・・峻烈な剣術の達人たちの軌跡が骨太に活写されています。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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