柳生十兵衛七番勝負 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年1月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167314576

感想・レビュー・書評

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  • 2025年から作家の年男・年女に焦点をあてて読書を試みている。津本陽さんは1929年生まれ。己巳。時代小説・歴史小説は嫌いではないが、剣豪小説はあまり得意ではなく、実は初読。柳生十兵衛は名前だけはよく聞くが、どんな人なのかまでは知らず。どちらかというと忍の者と思い込んでいて、武士。それも剣豪とは露知らず。新陰流はあの新陰流か?と割とミーハーな気持ちで手に取ったが、前半は時代背景・人間関係でおろおろ。中盤からは一気読み。剣術シーンも読み応えあるが、思想が面白い。

  • 解説:多田容子

  • 少し控え目なような気がした。

  • 初めての津本陽。
    本格時代小説作家として、彼の世界観に浸れると期待していたのですが、そこは欲求不満が残ってしまいました。
    小説というよりは、ある意味解説本。
    柳生の歴史や技術などについて緻密な資料を元に丁寧に説明してくれる。
    ふむふむ、と勉強した気分が70%。
    武器や戦い方についてはとてもよく分かったのですが、残念ながら小説世界に浸れませんでした。

    これはETVやね。というのが正直な読後感。

    正確で親切・分かりやすい説明とそれを補完するミニ・ドラマ。高校シリーズと同じに見えました。
    そう。十兵衛の活躍がコントに見えるのです。
    斬る場面も無いしね。
    彼の喋りも行動も理屈っぽくて、奔放磊落な十兵衛のイメージとはまったくかけ離れた新しい十兵衛。
    そういう意味ではめちゃ、面白かったのではあります。

    人中路、水月、無拍子、隅かけなど、柳生モノ時代小説に必須のキーワードをきちんと解説してくれるので、その筋の入門書としてはベストかも知れません。

  • 2007.2.8~14読了

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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