臨死体験 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2000年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784167330095

感想・レビュー・書評

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  • 詳細は下巻のレビューにて。

  • 臨死体験上 立花隆 文藝春秋

    哲学医学化学物理芸術宗教歴史〜
    あらゆるジャンルの話が飛び交い
    飽きる暇がなく面白い
    老若男女全ての人に読んでほしい
    特に小中高校生に読んでもらいたい

  • 面白いねんけど途中で「なんでこんなん読んでるんやろ?」って何回もなる。

  • 知の巨人と言われた立花隆の本である。決してオカルトや非科学的な一冊ではない。
    人は誰しも死ぬ。この本から、臨死体験は幻覚とか、興味本位なスピリチュアルから脱却しつつあるという事を思い知りました。
    科学では説明できない事象の数々、科学的には説明しきれない事象。日本よりも、海外の方が死後の世界を信じているというのが驚き。
    まさに、徹底した取材と分析により、深い考察をしています。

  • 古今東西、「臨死体験」の事例を集め、分析するルポルタージュ。

    お花畑とか岸辺とか、臨死体験にはある種のパターンがあるようだが、それがどういう精神作用によって生まれているのかを考察する。

    基本的には「科学的説明がつき、スピリチュアルな話ではない」と著者は考えているようだが、ラストには若干含みがあって、余情を残す。

  • 臨死体験が客観的にまとめられており面白い。
    「臨死体験」を経験した人が、その後、超能力を身につけたり、UFO体験をしたりするのは興味深い。「UFO」とまで言われると、さすがにちょっと疑問に感じてしまうが、人が進化の過程にあり、能力が開花している途中と言われると、自分もそうした力を、はやく身につけたくなってくるな。

  • いやー、長かった。上下巻。読み終わりました。

    一番感動したのは、立花隆さんの執念ですね。この本の中にも書かれていましたが、知的好奇心が止まらない方のようです。ものすごい取材と研究と勉強・・・。この本だけじゃないですが、いろんなテーマでこのような本を出されています。私もまとまった本を書いてみたいと思ってましたが、私自身も知的好奇心が止まらないタイプなので、出来ることなら、立花さんのように何かにはまりまくって研究して、それを本にするというようなことをしてみたいなぁ・・・。しかし、仕事をしながら片手間でやるのは無理・・・とは言いませんが、なかなか辛そうです。

    で、臨死体験についてですが、立花さんは臨死体験をした方に取材をし、「証言・臨死体験」という証言集も別に出されています。

    しかしこちらでは、体験談だけではなく、外国の臨死体験者の体験の内容、臨死体験を研究している人の研究の内容、幽体離脱について、薬剤による現象との違い、脳の機能から見た場合・・・いろんな角度から臨死体験を考えてみています。

    臨死体験者自体は、死にそうになって生き返った人の半分くらいが経験するほど頻繁に起きているもので、魂が肉体から離れる、肉体から離れた魂が自分や周りの人を見降ろしている、暗いトンネルを抜けると光がある、過去を回想する、死んだ人と会う、とても気持ちがいい、戻ってきた後、人生を大事に生きようと思う、死ぬのが怖くなくなる、などといった一定のパターンがあるんだそうです。

    しかし、その人が育った文化によって、日本人は三途の川を見るとか、アメリカ人はキリストを見るなどといった違いがあると。

    そして子供の場合は、死んだ人ではなく生きている人に会ったりすると。

    幽体離脱は、自己催眠や、身体に入る刺激をほとんど取り除くタンクに入ると意図的に出来ちゃったりする人がいるそうですが、本当に離脱したかどうか証拠を取ろうとするとなかなか確実な証拠が取れないと。立花さんはこのタンクに自ら入って離脱を試みたりまでしています。

    でも、離脱していなければ絶対知りえない情報を言う臨死体験者もたまにいると。

    この手のことは真実かもしれないし、そうじゃないかもしれない程度にしか証明できないようになっていると言う法則まで唱えている人がいるそうで・・・。

    こんな感じで、あらゆる角度から調べまくり、結局、死後の世界があるのか、臨死体験は単なる脳の働きの一つなのか、はっきりとは分からないという結論に至っています。立花さん自身は、結局、死後の世界はない、臨死体験は死ぬ直前の、死を楽に乗り越えるための脳の働きだと思っていらっしゃるそうですが、もし死後の世界がなければないで、気持ちよくそれを乗り越え、死んだ後は、苦しんだり怖い思いをすることもないわけだし、もし死後の世界があればあったで、そんなに素晴らしいところなのなら行ってみたいものだから、とりあえず生きてある間、死ぬのを怖がるのは無駄だからやめよう、と結んでいました。

    「証言・臨死体験」を読んだ後は、エイブラハムの話や左脳が壊れた人の話などとつながったので、死んだら宇宙の英知の一部になるのか、と思ってましたが、これを読んだ後は、うーん、どっちとも言えないのか・・・というところに戻りました。

    でも、人間が科学でこれまでに解明してきたことなんて、大きな海の手前の砂浜の砂粒程度のことにしか過ぎなくて、まだまだ人間には証明できないことはたくさんあり、私が生きている間にそれが大きく変わるわけではないので、私としては、死後の世界はあり、宇宙の英知はそこここに流れていて、私たちにはその英知を使う力が備わっていると信じて生きて行きます。

    あとは死んでからのお楽しみです。

  • たくさんの人の臨死体験が載っていた本。

    特に印象に残ったエピソードが、スウェーデンの麻酔科医のグリップさんの体験談。

    グリップさんは、5歳のときにヘルニアの手術を受けたのだが、麻酔がうまくいかなくて短時間呼吸停止になった。
    その時に、「光の存在」と出会い、自分のそれまでの人生を再体験したそうだ。

    グリップさんには当時3歳の弟がいて、弟に対する嫉妬や憎しみ、そして時々感じた愛情を再体験して感じた。

    それから、弟の気持ちを再体験。
    グリップさんにいじわるされた弟の感じていた苦しみ、痛み、怒り、復讐心。
    そして、グリップさんがやさしくしてあげたときに弟が感じた驚きと喜びと、姉への愛情。

    その一連の出来事を「光の存在」と再体験して、自分の行動の結果がどういうふうに自分に跳ね返ってくるかがわかったそうだ。


    この体験で、グリップさんが自分の感情だけでなく、弟の感情も感じたというのが不思議だし、「自分のしてきたことは自分に返る」
    は、自分自身大人になってから納得してきたことだったので、臨死体験として、しかも5歳で体験したというのが驚きだった。


    この本の内容をどこまで信じるかは
    人それぞれだと思うけど、
    何より著者の立花さんが、たくさんの人の話を聞いて、徹底的に調べてきた証に圧倒されたし凄さを感じた本だった。

  • 第120回ビブリオバトルinいこま「視覚で楽しむ本」第2ゲームで紹介された本です。
    2025.4.27

  • 死にたいときに読む本。人類最大の魅惑「死」に迫った知的ノンフィクション。死んだら臨死体験できないよ!

  • 面白かった。
    死後の世界がここまでであるのか無いのか、分からなかった点が釈然としない。
    死をよく考察している。
    下を期待する。

  • ユングが見た地球とか、生まれる前の赤ちゃんがベッドに並んでいる様子とか、自ら心拍を止める男とか、何冊も小説が書けそうなネタがぎっしり詰まっている。
    キルデ医師の「死は存在しない」の和訳は出版されていないようで残念。UFOとかスピリチュアル・ワンネスみたいな話などどこまで付いていけばいいのか不安になった。
    ゴダール峠の事故でナンバーを記憶して会いに行くというケースは体外離脱の有力な証拠だろう。

  • 臨死体験自体は側頭葉てんかんの症状によく似ている
    結局よくわからないので、人生よりよく生きよう、という内容

  • 前回読んだ著者の「宇宙からの帰還」が相当面白かったので、本作もだいぶ期待して読み始めてしまったせいか、面白さはそれほどでもなく。
    臨死体験およびそれに関連する体験について事例紹介をしながら「現実体験」なのか「脳内体験」なのか白黒つけようと考察しているのだが、結局結論は「わからない」で終わっており、それにしては事例紹介が冗長すぎると感じた。

  • もっと具体例があると思ったが、かなり理論的に書かれていて読むのに時間がかかった。
    私も全身麻酔の時に夢を見ていたので、興味深いものがあった。

  • 膨大な資料と広範囲な詳細調査をもとに著者の体験を交えて語るその論理はさすがに説得力のあるものであった。なんらかの意識主体が経験する特異な事柄が果たして脳内で生じた単なるイメージなのか、実際にその主体が体外遊離して生じたものなのかを徹底して追及した内容である。しかしその膨大且つエネルギッシュな思索にも拘わらず、その結論はどちらとも決しかねると言うものであった。それは、未だ我々の時代の技術、知識、科学レベルがそれらを解決し得る程には発達していないと言う事を意味するのであろうか?将来何らかの方法でその結論が出され、死後の世界若しくはそれに類する、現在の世界とは別の世界の存在が明らかにされると、人類の意識は革命的に変容するのかもしれない。勿論そのような世界は存在しないと言う結論に達する可能性も充分にあるのだが・・・・。どちらにしても著者が最後に『この調査を通して私は死が怖くなくなった。素直にそれを受け入れられると思うようになった』と述べている箇所からは、私自身大きな勇気と安心感を得る事が出来た。

  • 臨死体験は、果たして死後の世界をかいま見る体験なのか、脳内神経の活動が生み出す幻覚に過ぎないのか。著者はニュートラルな立場から、ファクツをベースとして考察を試みている。少なくとも体外離脱(幽体離脱)は実際に起こっているように思えるけどなあ。死後の世界自体はどうなのだろう。う~ん。プラトンの「国家」にも臨死体験が出てくるそうだ。「国家」読んだんだけどなあ。

  • 全体のレビューを下巻の方に載せているので,そちらを参照のこと。

  • 科学では容易に説明できない現象を、科学的なアプローチと考察で、冷静に、論理的に分析していく。とても面白い。

  • 前から読みたいとは思いつつ、分厚いし上下2冊もある故、ためらっていた。
    しかし、読み始めると「なんでもっと早く読まなかったんだ~~~!!!」と、後悔するほど面白い。特に医師キルデさんの証言は、あまりにぶっ飛びすぎて、逆に本当かも!!と思わず納得してしまった。(^◇^)

    臨死体験というからには、体外離脱も外せない。それならロバート・モンローさんも、当然出てくるはずだ。それはどうやら下巻に登場するようだ。

    ぐふふ・・・・。た、楽しみなのであ~~~~る。♪

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著者プロフィール

評論家、ジャーナリスト、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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