権力・カネ・女 政治と情念 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167330187

みんなの感想まとめ

政治の本質や国民主権について深く考えさせられる一冊で、著者は田中角栄を追い続けるジャーナリストとして、彼の政治スタイルや人間関係を赤裸々に描写しています。読者は、族議員や政治屋の世界がどのように形成さ...

感想・レビュー・書評

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  • これを読むと、政治って何だろう、国民主権って何だろう…と思ってしまう。
    結局金と義理かい!みたいな。
    でも田中角栄を何十年も追いかけてるジャーナリスト(著者)が言うんだから、多分(誇張されてるかもだけど)本当のことなんだろう。ついこの間の選挙で、民主党政権が初めて誕生した。でも小沢さんとか、角栄政権に関わっていた人もいるんだよね。これからどうなるのか…
    良いタイミングで面白いものを読んだ。
    紹介してくれたお父さんに感謝。

  • 田中角栄を知る世代ではないが、いわゆる族議員とか政治屋の世界が出来た流れとかが良くわかりました。また周辺の人間関係が赤裸々に綴られていて、昔のニュースで見聞きしたことは、こういうことだったのかということがわかりました。

  • なかなか内容の濃い面白い本だった。

  •  田中角栄への金脈問題への追求は確かに、首相の暗部・裏面が暴かれた面があり、著者の功績たるや大なのは論を待たない。
     しかし、彼の娘真紀子に焦点を据えた本書はどうだろうか?。
     角栄はともかく、真紀子自身が日本の政治を体現した人物とは到底言えない。角栄の子供という以上に特段の意味を見いだせない存在であり、はっきり言えば小物である。その彼女を主題としてわざわざ書く必要があったのか。

     しかも、本書出版当時は、田中角栄に対する著者の関心は、実は相当薄れていたように思われ、どうして書いたのか、書く意義をどのあたりに見出していたのかがよくわからない。

     なお、個人的には、田中真紀子関係の書は上杉隆氏のそれが読み応えがあったと記憶している。

  • 原題は「田中真紀子」研究。

    田中真紀子と田中角栄の性格や政治手法を比較しつつ、戦後日本政治に田中角栄が与えた影響の大きさや、政治の世界において情念が果たす役割を示している。

    自民党という組織の文化を知る上でも、面白い書籍だと感じた。

  • 真紀子語録「人間には、敵か、家族か、使用人の3種類しかいない。」
    強烈です・・・。

  • まだ、角栄的なものの残滓はあるや否や…

  • 田中家を巡る権力・カネ・女。田中金脈の蓄積だけかな。田中真紀子の評価は、たぶん正しい。

  • 田中真紀子を描く本。2005年。田中真紀子研究という単行本が、文庫化するにあたり本タイトルとなった。旧タイトルどおりに序章と結末では田中真紀子をメインに話を進めているものの、中盤のほとんどの部分では父である田中角栄を中心にストーリーを展開している。良くも悪くも父親の影響を受けている娘について語るときに、このような展開になるのは当然であり、タイトルを変更しているのにも納得する。金権政治を壮大なスケールで確立した角栄の政治手法を、真紀子が前面から否定している点が面白い。彼女の主張する政策はごくごくまっとうなものが多く、角栄の築いた土壌に慣らされている旧来の政治家たちは真紀子の主張を受け入れない。これを徐々に解決していくことが彼女の大きなミッションであろう。日本初の女性首相になりうる血筋とポテンシャルをもっているだけに、今後どうなるのか彼女の活動に注目したい。

  • 05.9.8

  • 2007.06.25

  • 田中角栄恐るべし。
    日本の政治、社会なかなか変えることはできないことが、よくわかった。07/05

  • よかった。普段政治なんて全く興味がなくって、裏も表もなーんにも知らなかったけど、読んでる最中も読んだ後もいろいろ考えて、脳がフル回転になって楽しかった。どの世界にもなんかセコイ、ズルイやつがいるけど、権力とか肩書きなんかに負けない!と思った。

  • 書中にもあるが田中真紀子研究のような感じ

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著者プロフィール

評論家、ジャーナリスト、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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