イスタンブールでなまず釣り。 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167334031

みんなの感想まとめ

多様な旅の体験を通じて、仲間との楽しさや異国の文化を感じることができる一冊です。著者は、イスタンブールでのなまず釣りや西ドイツのオクトーバーフェスト、東京の団子屋訪問など、ユニークな企画に挑戦し、その...

感想・レビュー・書評

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  • 『本の雑誌』編集長(当時)の椎名誠さんが、編集部の企画でさまざまなことにチャレンジする。

    ラインナップは、
    なまず博士とともにイスタンブールでなまずを釣る
    西ドイツでオクトーバーフェストに参加し、ビールを飲む
    東京の団子屋でダンゴを食べる
    東京都内の長距離バスで西半分を縦断する
    八丈島で大波を見る
    ナラタケもドキというキノコを採りに行く
    千葉県を流れる夷隅川をカヌーで下る
    小川でカイボリを作る
    東京湾でキスを釣る  といったところだ。

    忙しくしていた時に、気楽に読めてくすくす笑えるようなもの、と思って選んだ一冊だったが、思いのほか楽しめなかった。なぜだろう、と理由を考えるに、おそらく椎名さんの「面白い」と自分の「面白い」ポイントはずれているのだろう。

    1980年代、椎名さんが30代の頃のエッセイなので、時代が違う、ということもあるのかもしれない。
    今は昔より簡単に世界中を回ることができるようになったし、昔より娯楽も情報も多い。
    でも、私は90年代のグレゴリ青山さんの一人旅エッセイにはお腹を抱えて笑ったので、原因は時代だけではなさそうだ。

    思うに、椎名さんが楽しんでいるのは企画の内容ではなく、仲間で集まって何かをするという行為そのものなのだろう。仲間とのわいわい感を楽しんだり、少年時代を思い出して懐かしんだりできる人にはこの本はきっと面白いのだと思う。だが、私は、仲間でわいわいよりも、マニアックに一人ムフフ、の方が好きなので、企画そのものに面白ポイントがほしかった。
    いや、企画そのものは面白いと思うのだが、椎名さん自身がそこに面白さを感じていないようで、ちょっとくどいような文章のくせを取ってしまうと、内容が淡泊に感じられるのである。

    そんなわけで、残念ながら私の面白ポイントとはずれていたが、面白いと感じる人もいると思うので、興味を持った方は実際に読んで見られたし。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    なまず博士と探検隊は、魔都イスタンブールの空港に降り立った。5メートルのヨーロッパ大なまずを求めてサカリヤ川に挑む一行が遭遇した大逆転技とは…。その他、西ドイツのビール祭をひたすら飲みほすガブ飲み旅、突然的帝都縦断101キロ1520円の旅、八丈島のどっかん波を見る旅など愉快な旅9篇を収録

  • なまず釣り以外のお話のほうが面白かった。

  • 1度聞いたら忘れない、タイトルのインパクトが良い。文章に勢いがあるので、ぐいぐい読んでしまう。
    「イスタンブールの人たちは、酒の代わりにラッシーでスパイスの利いた食べ物を食べる」
    「ドイツ人は、朝にビール、昼にビール、夜にビールと一日中ビールを飲んでいる」
    通勤電車に揺られながらも、作者と一緒に現地を歩いている気分で、異国の風習に感心する。

  • 2

  • 1997年6月読了。

  • あちこち行って、本当にうらやましい。

  • 旅エッセイ。いくつか企画倒れな気もするんだが、それはそれで楽しんでいらっしゃる。気を抜いて読める本。

  • なまずを釣りにトルコまで行ってしまったり、バスで東京を縦断したり、変な旅ばかりだけど、それを魅力的なものにするのが椎名誠。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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