突撃 三角ベース団 (文春文庫 し-9-16)

  • 文藝春秋 (2001年6月8日発売)
3.09
  • (2)
  • (4)
  • (35)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 125
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167334161

みんなの感想まとめ

日常の中に潜むユーモアや哲学的な考察が魅力的なエッセイで、著者の独特な視点が光ります。日本の片田舎や沖縄の描写が、時には軽妙に、時には深く心に響く形で表現されており、読者を引き込む力があります。友人関...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本の片田舎を「ノルウェイの○○の佇まいに似ている」などと書かれると、所詮貧乏者のひがみ根性だが「へっ」と云いたくなる。沖縄の事を面白、楽しく書いてくれるとシイナっていい人だなと思う。スイマセン小市民な私です

  • のほほんとした感じがよい。

    友人というのは五割の尊敬と五割のケーベツから成り立っている。と格言のようなものを目にしたことがあるが、近頃そのことが少しわかってきたような気もする。つまり五割の尊敬どころか、ケーベツすらもできない程度のつきあいの人はまだとても友人のレベルまでは至っていない、ということなのだろう。
    新しい友人はいらない、と筆者は言うが、私は新しい友人をつくって、一緒にお酒を飲みたい。

  • 新宿赤マントシリーズ。週刊文春に連載されていたもので、椎名誠の日常の活動(執筆、旅、ビールうぐうぐなど)の記録を書いている面白エッセイだけど、この時期はなにやら気分がLOW↓だったみたいで、結構、ぼやき系、怒りぶちまけ系の文章が多かった。でも、全体を通して旅の話や鋭い考察などもあったりして楽しめた。

  • 週刊文春に連載されたエッセイをまとめたもの。シリーズ化されていて、もう何冊読んだことか。私は椎名氏のエッセイがものすごーく好きで、多分文体や表記なども多少の影響を受けている部分があるように勝手に思っています。すいません。カヌー犬ガクの死は、私にとっても衝撃的だった。人間も含め生き物には命があるのは承知の上だけど、何となく、ガクはずっとずっと元気なままカヌーに乗ってるような気がしてたから(身勝手ですな)。今作執筆中は精神的に不安定になることが多かったらしく、「いつもキャンプに行って美味しいものばっか食べてる元気な人」というイメージを持たれるのが辛いというような記述があったが、そりゃこれだけ毎週毎週日本各地を駆け巡って焚き火とかしてたら、そう思われてもしゃあないかも。でも、「精神的に辛い」ってことばっかり書けないところも、作家として辛いとこですよね、絶対に。最後になったけど、生ビールのあり方についての椎名氏のお考えには深く深く頷きました。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×