地球の裏のマヨネーズ (文春文庫 し 9-26)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167334260

感想・レビュー・書評

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  • 引っ越しの段ボール、ほどかないままでいたものをほどいたら出てきた本。発売時に即購入し即読了した本だから、積読ではない。2006年当時のことを懐かしく思いながら読み直した。
    旅に明け暮れている筆者であった。しかし、旅にいるときが最も安定しているように読めるのが不思議である。
    時代を感じるところがところどころあるのがとてもよい。「四つ目の発光ダイオードを使ったスグレモノのヘッドランプ」という表現がよい。LEDなんて書かれるより発光ダイオードを使ったスグレモノの方が信頼感がありそうである。
    旅の途中で現れる各国のお国事情も歳月が過ぎ変わったのが変わっていないのか。かの国など何も変わっていないようにも感じられる。国内の状況はそれでも変わっているように思う。そんなことを思いながら読み返すのはなかなか良いものだ。
    挿絵も解説も沢野ひとし。これがまた、とても良い。

  • 連載コラムまとめ。旅レポや日常など。どれも短いので軽く読めた。この頃はわりと健康に気を遣った飲食をしていらっしゃる(笑)。沢野さんの挿絵は味があって好き。

  • 新宿赤マント。ブラジルからネパールからパタゴニアから世界中を行ったり来たり。



  • いいねー。海と焚き火と酒って。

  • 椎名のものは週刊誌では読もうと思わないのに、文庫になると読んでしまうのはなぜ。

  • シーナさんの赤マントシリーズ。
    シーナさんは、色々なところに旅に出ます。
    そして、あらゆる場所で書いています。
    今回も、アマゾンや、チベットの旅話が書かれていますが、ここまで来ると一種の紀行文と言ってもいいかもしれません。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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