- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167334260
感想・レビュー・書評
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引っ越しの段ボール、ほどかないままでいたものをほどいたら出てきた本。発売時に即購入し即読了した本だから、積読ではない。2006年当時のことを懐かしく思いながら読み直した。
旅に明け暮れている筆者であった。しかし、旅にいるときが最も安定しているように読めるのが不思議である。
時代を感じるところがところどころあるのがとてもよい。「四つ目の発光ダイオードを使ったスグレモノのヘッドランプ」という表現がよい。LEDなんて書かれるより発光ダイオードを使ったスグレモノの方が信頼感がありそうである。
旅の途中で現れる各国のお国事情も歳月が過ぎ変わったのが変わっていないのか。かの国など何も変わっていないようにも感じられる。国内の状況はそれでも変わっているように思う。そんなことを思いながら読み返すのはなかなか良いものだ。
挿絵も解説も沢野ひとし。これがまた、とても良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新宿赤マント。ブラジルからネパールからパタゴニアから世界中を行ったり来たり。
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いいねー。海と焚き火と酒って。 -
椎名のものは週刊誌では読もうと思わないのに、文庫になると読んでしまうのはなぜ。
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シーナさんの赤マントシリーズ。
シーナさんは、色々なところに旅に出ます。
そして、あらゆる場所で書いています。
今回も、アマゾンや、チベットの旅話が書かれていますが、ここまで来ると一種の紀行文と言ってもいいかもしれません。