ワニのあくびだなめんなよ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167334314

みんなの感想まとめ

多様な旅のエッセイが織りなす自由な冒険心が魅力の作品で、気軽に読み進められる短編が揃っています。著者は少年の心を持ち、好奇心旺盛に世界を巡り、様々な体験を通じて人生を満喫しています。旅行記としてのエピ...

感想・レビュー・書評

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  • 「椎名誠」のエッセイ集『ワニのあくびだなめんなよ』を読みました。

    「椎名誠」作品は昨年10月に読んだ『続・岳物語』以来なので久しぶりですね。

    -----story-------------
    「珍食」を求めて、今日も世界をふらり旅

    毎度お馴染みさすらいの「赤マント」。
    はるばる北極圏ではイッカク鯨に舌鼓、東京に戻ればおとっつぁんだらけで目的なき強化合宿を敢行する。
    さらに瀬戸内海ではユウレイが…。
    世界をまたにかける「日焼けホームレス顔」作家の痛快エッセイ。
    連載1000回突破記念の「目黒考二」書き下ろし「沢野」絵論を特別収録。
    -----------------------

    ここのところ、戦記モノ等、少し重たい作品が続いていたので、軽めの作品で気分転換したくなって本書をセレクト、、、

    『週刊文春』に連載されていたコラム『風まかせ赤マント』から45篇を収録した作品です。

     ■浮草島の小さな家
     ■毒蛇村の午後
     ■パンタナル牛追い旅
     ■人妻ゆうこ―との確執
     ■デカダントな活劇ローマンス
     ■三メートルの自転車を
     ■おれたちの日本シリーズ
     ■目的のわからない強化合宿
     ■レトロ街道まんじゅう旅
     ■毒蛇毒蜘蛛ムカデ山登攀記 他

     ■その後のあれこれ(あとがきのようなもの)
     ■文庫版のためのあとがき
     ■解説 沢野ひとし
     ■スペシャル解説 目黒考二

    南米、ニュージーランド、北極圏、香港等の海外へ渡航した際の話題から、

    福井の山奥や山口の光市、北海道の隠れ家、福島の勿来、銀座、御茶ノ水という旅や取材を中心にした国内の話題、

    そして、意味不明の強化合宿やウ・リーグ(浮き球界)、読書、映画、カーナビ(人妻ゆうこ)、自転車飛び出しおばさんとの交通事故、交通違反、選挙活動… 果てはホームレスに間違われてという話題まで、幅広くて愉しめました。

    あと食事の話題も面白いですねぇ、、、

    味噌汁から、スパゲティ、ダチョウの卵の目玉焼き、ヌートリア、ワニ、アルマジロ、イッカク鯨… もう何が出てきても驚かない感じです。


    まるで自分が一緒に旅をしているような気分になれる作品、、、

    愉しめました… 特に秘境や僻地の旅は面白いですね。


    それぞれのタイトルも絶妙で大好きです… ブログの記事のタイトルを考える際のヒントにできそうだな。

  • 著者のように少年の心を持って、人生満喫したいぞー!と思わせる自由奔放生活のエッセイ。
    ゼッタイにマネできませんが・・・
    世界って広いんだなあ~という旅行記エピソードあり、楽しませて貰いました。

  • じぶんの知らない世界がまだまだあるんだなぁと思う。作者のとりあえずなんでも食べてみる的な好奇心というか、チャレンジスピリットや、危険地帯へ行く行動力はすごいと思う。もっとも、食べざるを得ない状況だったのかもしれないが。しかし、人が食べるモノである以上、食べれないことはない=死なないのだと考えれば、ぼくも食べるだろう。なにより、世界各国をめぐって作者なりの世の中の見方がしっかりあるようで、かっこいい。やさしいかんじの文体もいい。

  • 週刊文春で連載されているエッセイ「風まかせ!赤マント」シリーズをまとめたもの。北極圏や南米の旅の話が多かった。いやはやいやはや。

  • 赤マントシリーズも連載1000回を突破したそうです。
    このシリーズは、文庫化されると買って来るという、個人的には定番エッセイ集なのですが、今回の内容はいつも以上にスゴイです。
    北の果てから南の果てまで駆け巡り、イッカク鯨やヌートリアを食べ、国内では三角ベース・リーグに明け暮れ、とても忙しい。
    解説は、お馴染みの沢野ひとし。
    そして、今回は連載1000回突破記念で、目黒考二の沢野ひとし論もついています。

  • ほんとに久しぶりに椎名さんのバカバカ本を読んだ。
    昔はほんまに笑いを堪えるのが大変だった「あやしいシリーズ」に比べるとそれほどでもないが、椎名さんの文体はとっても好きです。

    新宿赤マントシリーズも知らぬまに1000回を超えていた。
    沢野さんのイラストもいまだ健在だった。

  • エッセイが読みたい気分になって購入。
    のわりにまだ積んでる。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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